みなさん こんにちわ プラスルミノ編集部 ニシ子です。
10/22(金)~24(日)の3日間、大阪市中央公会堂で開催されるイベント「咲くやこの花芸術祭2010 」の会見に参加してきました。
この芸術祭は、大阪市主催により40歳以下の若手芸術家に贈られる賞「咲くやこの花賞」受賞者のパフォーマンスや作品が楽しめるイベント。
昭和58年から始まった「咲くやこの花賞」は、「美術」「音楽」「演劇・舞踊」「大衆芸能」「文芸その他」の5部門があります。
これまで135組もの受賞者を輩出し、その多くが日本・海外で活躍している方ばかりという由緒ある賞。
28回目を迎える今年、初めて一般の人も楽しめるイベントとして実現できたそうです。
会見に出席されたのは、イベントでパフォーマンス・作品発表を行う方々。
昨年美術部門で受賞されたアートユニット・淀川テクニック のお2人、記念すべき第一回目の音楽部門で受賞されたピアニスト・小倉直子さん、文楽人形遣い・吉田一輔さん、落語家・桂かい枝 さん、落語台本の小佐田定雄さんとくまざわあかねさん(ちなみにこのお二人はご夫婦だそう)
数あるイベントの中でも、個人的に気になるのが、淀川テクニックの作品と、文楽人形・落語のコラボレーションの「落楽~rakuraku~」。
淀川テクニックは、10/13(水)~29(金)に、淀川で拾ったゴミでつくる5メートルにもおよぶ作品「オンチヌ」「メンチヌ」を、大阪市役所玄関ホールでアートボランティアの人たちと一緒に公開制作されます。
「ヤノベケンジさんやパラモデルさんなど、僕たちの大先輩方も受賞されているので、その賞に負けないものをつくりたいです。今は、作品に向けて淀川で一生懸命ゴミを集めているところなので、淀川がどんどんキレイになっています(笑)」とのこと。
ちなみに、淀川テクニックの松永さん。咲くやこの花賞を受賞した時「バイト先のおばちゃんが、受賞した新聞記事を控え室に貼ってくれました」という微笑ましい(?)エピソードも披露されてました。
「落楽~rakuraku~」は、時空を超えた壮大なストーリーになるらしく、落語のしゃべりに合わせて、文楽人形が動きをつけていくそう。
桂かい枝さんは「人形は動いてるだけですが、僕はずっとしゃべり続けて、笑いもとらなきゃいけない。ラクラクというタイトルですが、全然楽じゃないです(笑)」と会場の笑いを誘っていました。
その他にも、多彩なイベントが盛りだくさんの「咲くやこの花芸術祭2010」。
もっと詳しく知りたいという方は、こちらのHPをチェックしてみてくださいね。
http://www.sakuya-konohana.com/
会見で配られたお水「ほんまや」
大阪市水道局がつくるおいしい水。
商品名と見た目のインパクトがさすが、メイドインオーサカです。
会場となる中央公会堂は、レトロな雰囲気が素敵。
芸術祭では、ここがどんな雰囲気に変わるのかも楽しみですね。