こんにちわ プラスルミノ編集部 ニシ子です。
昨日、現在松竹座で公演中「七月大歌舞伎 」を観に行ってきました。
先日取材 させていただいた片岡愛之助さんのほか、市川染五郎さん、片岡仁左衛門さん、片岡孝太郎さん、市川春猿さん、などが出演。
私は、夜の部を観させていただいたのですが、
2人の相撲取りを主人公にした「双蝶々曲輪日記」が面白かったです。
舞台が大阪ということで、新町、難波など、私たちにも馴染みの場所が出てきたり、義理人情、親子の愛、兄弟の絆、などを描いた人情味溢れるストーリーにも心打たれました。
主人公の相撲取り・濡髪長吉を演じるのが染五郎さんなのですが、
相撲取りならではの重厚な衣装を身に着け、涙を誘う情感あふれる演技、迫力の見得、、、当たり前なのですが、どれをとっても“ザ・歌舞伎役者!”という貫禄で、とにかくかっこ良かったです。
また、今回の七月大歌舞伎は、関西歌舞伎を愛する会の結成三十周年記念ということで、「弥栄芝居賑」では、役者さんが一言ずつ挨拶を述べる一幕も。
最後の演目、司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」では、従来の歌舞伎のイメージとは違う、演劇のような舞台が新鮮でした。
16時から21時までの長丁場なのですが、休憩時にお弁当を食べたり、グッズ売り場をのぞいたりするのも楽しいので、あっと言う間に時間は過ぎてしまいます。
七月大歌舞伎 は、7/27(火)が千秋楽。
みなさん、ぜひ観にいってくださいね!