こんにちわ プラスルミノ編集部 ニシ子です。
先日、京都伊勢丹にある美術館「えき」KYOTO にて開催中の「植田正治 写真展―写真とボク―」に行ってきました。
植田正治 さん(1913-2000)は、生涯生まれ故郷の山陰にとどまりながら、砂丘を舞台にした傑作写真を多く生み出し、日本だけでなく海外でも評価の高い写真家です。
彼の作品は鳥取にある植田正治写真美術館 でしか観ることができないと思っていたのですが、没後10年となる今年、初めて日本で巡回展が開催されることになったそうです。
構図や演出にこだわったモノクロ写真は、昭和初期の作品と思えないモダンでクールな印象。
でも単なるモードではなく、家族や子供、山陰の風景などをモチーフにしているため、作家自身のあたたかな視線を感じることができ、ほっと癒される部分もあるのです。
本展では、初期から晩年にいたる約200点を展示。
写真を撮ることをこよなく愛した、植田さんの人柄にまで触れられるような、素晴らしい展覧会でした。
あまりに素敵だったので、金欠中にも関わらず図録を買っちゃいました。
その図録の中からのピックアップ。
「ジャンプするボク」 けっこうお茶目な人だったんですね。
「植田正治 写真展―写真とボク―」 は今週末6/13(日)まで。
この機会を逃したら、しばらくは鳥取でしか観られないと思いますので、皆さんお見逃しなく!