タイの僧侶がペニス切断、医師による再接着を拒否 | エンタテインメント | Reuters.co.jp
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[バンコク 22日 ロイター] タイの僧侶(35)が自分の陰茎をなたで切り落とし、医師による再接着を拒否するという珍事があった。22日付の現地タブロイド紙(電子版)が報じた。
 この僧侶は、瞑想中に勃起したことが切断の理由とした上で、煩悩をすべて断ち切ったのだから再接着の必要はないと話したという。
 手当てを行った病院の医師は、ロイターの電話取材に対し「傷を消毒して数針縫いましたが、彼はすべてを捨てたからと言って再接着を拒否しました」と語った。

苦行をこととするジャイナ教を思い出した。「ゴッドファーザー」などによくある、タナトスとエロスの串刺しショートな場面も連想してしまった。しかし、事は静かに静かにおこなれたに違いない。

阿部定もいいが、ここで思いだしのはお門違いってことで。


これをロイターがわざわざ報じる意図は、アクセス向上ネタ、面白記事のつもりかもしれないが。自分も見出しだけ見た瞬間は笑ったが。


笑えるおぬしは何者ぞ?と即、脚下照顧。

タイでは約95%が仏教徒とだそうで、出家する人も多い。裸足に黒檀色のあの僧衣を知らない人はいないだろう。

タイの仏教は日本の多く(全部か?)が大乗以降のものであるのに対して「上座部仏教」、修行を重んじる。

ジャイナ教を思い出したのは、そうそう的はずれではないのかも知れない。

それにしてもあまりの荒行。

ジャイナ教でも、苦行の究極として断食死を認めているが、そんなんものではないな、今回の僧は。


「それなら俺が男をやめてやる」と言うなり、相手の前でやおら男根を・・・・といった痴話情話、和物と荒物入り交じった話が俗世間にありそうでもあり、書いてみたくもなるが、この出家中の僧侶に、痴情の具体的な対象があったものとは思えない。


邦に置いてきた、奥さんか、恋人のことでも思い出したのだろうか。


それならちょっと可哀想だし、翻って勃起及び勃起関連周辺(笑)が商品になるこの国あの国の、なんと極楽トンボなことよとも思うのだ。

 
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