>>くしくもサッカーW杯決勝戦でイタリア代表DFマテラッツィが、フランス代表MFジダンに“暴言”を吐き、ジダンが頭突きをして退場処分を受けたばかり。
<<

言った側は暴言のつもりはなくても、そう聞こえちゃうことはある。
今度は土俵で、やっちゃった。

「流血!露鵬、カメラマン殴り風呂場のガラス破壊」
ものすごい見出しね、サンケイスポーツ。

血見たのは露鵬自身なんだが。暴言吐いたのは、千代大海でこれは本人も認めていること。でも、手を出した方が負けである。
仕方あるまい。だが、「土俵の美学」って何よ。

露鵬は口惜しそうに睨み付けただけらしい。それに口で返すか?
土俵下で。

かく言う私も、ほぼ同じ刻限に「退場」くらってしまいました。
もっとも口だけではありますが。

しかも一人相撲だったらしい。
誰かの言葉が、暴言に聞こえてしまったらしい。
それに暴言で返したらしい。
で、レフリーからレッドもらって、なおさら頭来て、
自分で退場を宣言してしまったらしい。

流血なんぞないが、しかし同じだね。
壊れたのは、周りの人々の気持ちだけだが。
でも、同じことだ。

何が破壊されるって、そりゃ気持ちの破壊が最大級でしょ。

でもね、ジダンや露鵬の肩持つわけじゃないが、
「一瞬」の出来事だからね。こういう喧嘩は。

コントロールも何もないんだよね、ああいうときって。

暴言はいかんよ、暴言は。

男は、黙って頭突き。

あ、もっと悪いのか(笑)。

でもね、いまの世の中、口のほうが強い、勝つって風潮ありませんか? どんなにひどいこと言われても、手が出ちゃったほうが「負け」ですよ。

「喧嘩両成敗」ってのは、どういうことだったんでしょうねえ?