4月11日から入院とのこと。

3月、4月は人が動く。離合集散の季節だ。

こういうことに滅法弱い。


かくいう当方も、新人に席を譲ってサテライトオフィス化することになった。

サテライトオフィスと言ったって、自宅事務所でコントリビュート先の時間帯に合わせてPCの前に座り続けるだけのこと。

ちょっと距離のでかい席替えのようなものだが、ふと明日から奴らの顔が見られなくることに気付いて愕然とした。年甲斐もなくというか、逆に歳を取ったということなのか、ちょっとした「離」が、やけにさびしい。


bloghiro-diveさんも、おそらくひと月ほどで復帰されるのだろうとは思う。

ブログのエントリで文字を拝見するだけで、なんの知り合いでさえないのに、いやその驚異的な速度でヘーゲルや、デリダや、ニーチェやマルクスやハイデガーを書き抜けるエントリに感服しっぱなしなのである。

その速度を、たとえ短い間であっても、共有できないことが、やはり寂しいのである。


まったく脈絡はないのだが、


象の墓場や、ゴリラの墓場はどこにあるのだろう?


去就にとって、社会とはなんなのか?


大岡 信
うたげと孤心―大和歌篇