- 坂村 健
- 大人のための「情報」教科書
教科「情報」というのは、2003年から新学習指導要領に基づいて高校で教えられるようになった。新課程で勉強した高3生が来年は受験年だ。
教科「情報」はA・B・Cの3科目構成で、どうも全部教えているところは少なく、Aが圧倒的に多いそうだ。
Aはまあ言ってみれば、アビバみたいなもので、実習が5割を占める。で、マーク式のペーパーテストには適さないということで、大学入試センターは来年以降当分の間、出題しないことに決めている。
おかしな話だと思うけど。じゃなぜわざわざ新しく「情報」なんて教科を作ったのか?
大人の世界でもネットトレーダーとか、デイトレーダー(この言葉については注意が必要だが)とか、パソコンとインターネットを使って株式売買をする個人投資家(この言葉も注意が必要)が増えているらしい。
何が言いたいかというと、株式投資の授業をやれば、ごたごた言わずにA・B・C全科目を自ずと「履修」せずにはおけなくなるはずということ。
詳細は追って。