300万円くらいまでの借財なら、なんとか心理的には切り抜けることもできるかもしれない。
十一の闇金でないかぎり(サラ金を擁護する気もないが)。
気持ち的には、一発1000万の仕事をあてて(宝くじか?)、札びらで往復ビンタ(誰に?)一括返済、
契約解消してやる、と言う気にもなれるのではないか。
高利の複利で月々返済した場合にいったい利子こみでいくらになるか、雪だるまだぞ、という言葉にへこむ必要はない。300万以内なら。そういう気がする。別にだからと言って必要のない借金を勧めているわけではないが、高利の怖さに戦々恐々とするのは逆効果と言いたい。出来てしまったものは仕方ない。
強気で片付けるしかないではないか。しつこいが、これが言えるのは300万まで。
300万という数字、何かあるような気がする(有限会社の最低資本金300万などなど)。
超えた場合は半端が最悪だという気がする。億の借財は、語弊があるが立派である。
一番苦しいのは、心理戦に負けてしまった小金、といっても百数十万とか身近な者に内緒で手を出した場合と、300万を超えて500万以上になった場合だろう。根拠はない。経験的にとしか言えない。今のところ。
そういう気がする(周囲に隠すのは本当に辛い。それくらいなら小金に高利で手を出さないほうがいい。これは断言できる)。
もちろんあと年齢もある。50代が限界だろう。この年代になって初めて借金というのは、たとえ300万でも辛いかも知れない。
事業性資金の調達は別である。
だが、この場合も社長なんぞやってると個人の負債の比ではない。
とにかく、宝くじ当たるかもしれない。それで一括返済してやる。と思えるうちはまだ花である。
言いたいのは「逃げないこと」と言い換えてもいいか。嫌なもの、怖いものは逃げれば逃げるほど追いかけてくる。そいつの懐に飛び込むくらいの気でいれば、心理戦としては勝てるはずだ。
5時間ぶっ続けの内職、ようやく片づいた。少し時間に余裕ができた。
今日は、久々にほっとらかしの勉強を集中してやってみよう。
何かに集中しているうちに気が付いたら、世の中180度変わっていた、ということもなきにしもあらずだ(ないか。だが、幕末維新は、商人から借りた金の返済に窮した貧乏だが腕っぷしと気概だけはある傘張浪人の底力なくしてありえなかったという説もある。たしかに薩長土佐は当時、あまり裕福とは言えなさそうだ。土佐の連中はとにかく貧しかったようだ)。
集中も忘却の一手である。