2022年8月21日

 

 

 

 

昨日のブログでは「サハリン2」の新運営会社からガス購入を継続することを伝えました。

その後、すぐに三井物産が出資継続の情報が入ってきました。

 

何のことがお分かりにならない方は、昨日のブログを御覧いただくとありがたいです。

 

 
簡単にお伝えすると
これまでに「サハリン2」をめぐっては、旧運営会社「サハリン・エナジー・インベストメント」を解体し、ロシアの運営会社に資産や権利を移管することを定めていました。
そしてロシア大統領令によって、8月5日に新運営会社が発足していました。
 
この円グラフは2020年の日本が輸入している化石燃料の相手国の比率です。
 
 
天然ガス
 
 
天然ガスは、カタールに次ぐ4位で8.4%ロシアから輸入しています。
 
ウクライナ問題で、この天然ガスのプロジェクトに参加しないとなると、当然この部分は他の国から穴埋めしなければなりません。
 
しかし石炭なんかもロシアから輸入されていたことは、知りませんでした。
しかもオーストラリアに次ぐ2位の輸入量です。
 
 
 
いずれにせよ、エネルギー自給率が乏しい我が国では、「戦争」だからと言って「制裁」を行うことはブーメランのように跳ね返って来るだけで、国益を考えても得策とは言えません。
 
またサハリン2プロジェクトは生産するLNG(液化天然ガス)の約6割を日本向けに供給しており、日本にとって地理的に近いロシア極東に位置することから、エネルギー安全保障上の意義が大きいプロジェクトです。
 
旧運営会社の「サハリン・エナジー」に出資していた日本の三井物産と三菱商事は、新運営会社である「サハリンスカヤ・エネルギヤ」に出資をするのか、注目されていました。
 
今回、三井物産は出資を続けると手を上げたのです。
 
ロシア側は、9月4日までに出資をするかどうかの判断を求めていました。
 
さて、三菱商事はどうするのでしょうか。