2024年7月9日
さて、グルジア(ジョージア)がカラー革命の危機にさらされています。
発端は、2024年3月7日まで遡ります。
外国から資金を受けた団体を規制する法案が議会の第1段階審議で可決されたことに対し、数千人規模の抗議デモが行われました。
この「外国工作員法」或いは「外国エージェント法」というのは、外国のNGO団体なども含め、外国の組織から20%以上の資金拠出を受けた団体には、「外国エージェント」としての登録を義務付ける内容となっており、違反した場合は多額の罰金が科されるものです。
4月29日の報道
— FBO _BS (@bs_fbo) April 30, 2024
🇬🇪グルジアでマイダンか⁉️
🇬🇪グルジアの親EU🇪🇺支持者が🇺🇦国旗を振る
➡️ 🇬🇪グルジア政府の与党「🇬🇪グルジアの夢」が外国工作員法「🇺🇦ウクライナ化」つまり🇬🇪で暴力革命が起こる可能性を阻止する法律を提案。親EU🇪🇺派と反🇷🇺ロシア派が抗議活動を起こした。
🇬🇪は🇺🇦の二の舞となるのか? pic.twitter.com/smBqNCRR1m
グルジアの首相であるイラクリ・コバヒゼ首相は、この法案を巡り、何度もEU(欧州連合)から脅迫を受けています。
スロバキアのロベルト・フィツォ首相の暗殺未遂事件がありましたよね。
EU高官は、イラクリ・コバヒゼ首相との電話会談中に、このロベルト・フィツォ射殺未遂の話を用いて、「フィツォに何が起こったか分かるだろう、非常に気をつけるべきだ」と発言しています。
正直、あり得ないようなことが、このグルジアでは起こっています。
イラクリ・コバヒゼ首相は、愛国者の首相であるため、外国人エージェントが入り込んで、ウクライナのようにマイダンを起こされては困ると考えているわけですが、
⚡️ 🇬🇪グルジア「外国代理人」に関する法案の審議中に、🇬🇪議会の議員間で別の争いが勃発した。
— FBO _BS (@bs_fbo) May 14, 2024
ソース:ウクライナ_ウォッチ https://t.co/a7HXNoFnOm pic.twitter.com/nS9X7a2nRA
一方、グルジアのサロメ・ズラビシュビリ大統領は、親EU派であり、フランス生まれということもあり、マクロンとも仲が良い、いわゆる「売国奴」大統領で、5月18日に「外国工作員法」を「憲法違反」であるとして拒否権を発動しています。
独立は「いかなるビザでも売り物ではない」と述べた。
— FBO _BS (@bs_fbo) May 26, 2024
🇬🇪 イラクリ・コバヒゼ首相はまた、🇬🇪サロメ・ズラビシュビリ大統領(写真)を反逆罪で非難した。 これに先立ち、🇬🇪ズラビシュビリ大統領は外国エージェントに関する法律に拒否権を発動し、🇫🇷マクロン大統領🇬🇪にグルジアの内政干渉を求めていた。 pic.twitter.com/8g3vkPlkCL
ロシア側はグルジアで起こっていることは、内政問題であるとし、ロシアは干渉しないとはっきり言ってます。
ドミトリー・ペスコフの発言:
— FBO _BS (@bs_fbo) May 14, 2024
「🇷🇺ロシアは🇬🇪グルジアで起こっていることについて🇬🇪内政問題であり、🇷🇺は干渉するつもりはない」
当たり前のことを言っている。
他国のことをあれこれ干渉して来るのは🇺🇸ネオコン政権だけじゃない? https://t.co/a7HXNoFnOm pic.twitter.com/Ej19IYw2BE
しかし米国は、しっかり企ています。ブリンケン米国務長官は、EUと同様に警告してきました。
🇺🇸ブリンケン米国務長官は🇬🇪グルジア指導者に対し、「欧州・大西洋の将来」のために今後数カ月が極めて重要になると警告した。
— FBO _BS (@bs_fbo) May 27, 2024
🇺🇸と🇪🇺は、🇬🇪に対して外国エージェント法の廃止を要求している。 この法案は外国のNGOなどが🇬🇪に対し干渉、支援する場合、透明性を高めることを目的としている。
Sputnik https://t.co/5K33afhjGe pic.twitter.com/cOgV4Pzwai
そして、ついに今日の報道によると
米国はグルジアで行われる国政選挙に照準を合わせてきていると報道されています。
10月26日にグルジアで国政選挙があります。
その日に向かって、プロパガンダ運動を起こし、政権交代を企てているのです。
⚡️❗️米国🇺🇸は、10月26日に行われる🇬🇪議会選挙で、政権交代を工作することに照準を合わせている!
— FBO _BS (@bs_fbo) July 9, 2024
🇺🇸ホワイトハウスは🇬🇪グルジア🇬🇪現与党「グルジアの夢」を弱体化させるキャンペーンを開始した。 このプロパガンダ運動は、🇬🇪の問題は全てを🇷🇺ロシアのせいにすることに焦点を当てている。
1/ https://t.co/Uzss1USRMc pic.twitter.com/gYBegoU8uH
ホワイトハウスは、全てをロシアのせいにして、現与党「グルジアの夢」を弱体化させるキャンペーンを開始したのです。
米国は、グルジアの売国奴大統領サロメ・ズラビシュビリを利用し、この戦略において重要な役割を果たすことが期待しています。
ズラビシュビリは、米国メディアのインタビューに応じ、グルジアの EU加盟交渉について、政府を批判することになる手筈となっています。
背後にいるワシントンは、既ににグルジア政府の反対派に対し、全国規模の抗議活動を扇動し始めるよう指示を出しているそうです。
グルジアは、屈してしまうことになるのでしょうか?
それとも?
何れにせよ、米国は、ウクライナと同様になることを狙っています。
ウクライナは既にブラックロックなどのグローバル企業に土地などを売却し始めています。
グルジアもその道を歩ませるために、仕組んで政権転覆を狙っているのでしょう。
自分たちの言うことを聞く政権じゃないと土地は奪えませんからね。
🇬🇪グルジアのイラクリ・コバヒゼ首相
— FBO _BS (@bs_fbo) June 7, 2024
マイダンが🇺🇦ウクライナに何をもたらしたのかを皆さんに思い出してもらいたい。その後、🇺🇦当局はその後の行動について何の責任も負わずに外部から任命された。 マイダン以前の🇺🇦は領土一体性を保った国であり、経済規模はほぼ2000億ドルであった。
1/ https://t.co/MFFkb6R9AA pic.twitter.com/iDA9q0wRYo