編集機関EditorialEngineの和風良哲的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks -54ページ目



1. "The Pusher" - Steppenwolf
2. "Born To Be Wild" - Steppenwolf
3. "The Weight" - Smith
4. "Wasn't Born To Follow" - The Byrds
5. "If You Want To Be A Bird (Bird Song)" - The Holy Modal Rounders
6. "Don't Bogart Me (Aka Don't Bogart That Joint") - Fraternity Of Man
7. "If 6 Was 9" - The Jimi Hendrix Experience
8. "Kyrie Eleison/Mardi Gras (When The Saints)" - The Electric Prunes
9. "It's Alright Ma (I'm Only Bleeding)" - Roger McGuinn
10. "Ballad Of Easy Rider" - Roger McGuinn

Ballad Of Easy Riderの詞は、ボブ・ディランだった。

曲がロジャー・マクゲイン。この一曲だけが、

映画のための書き下ろし。他はデニス・ホッパーが、

当時気に入っていた既存曲。

Ballad Of Easy Riderは、後にバーズの曲としてクレジットされるので、

ちょっと混乱するが、ロジャー・マクゲインはバーズのギターだし、

バーズは、ボブ・ディランの「ミスター・タンブリン・マン」で
デビューしたバンド。

監督も脚本も音楽も役者も、

友人つながりでできあがった映画だった。

デニス・ホッパー監督になっているが、

実情は、誰が監督で誰が役者なのかも分からなくなるような、

混乱を抱え込んだまま撮影が進み、

「まとまる」ところにまとまった。

北部スタイルと南部スタイルが激突する舞台となったカフェや
娼館として登場する邸宅など、実際に存在したし、

カメラに収まった、エキストラにも役者にも見える登場人物は、

地元の人々だったりする。

もう二度と作られることはないだろう、不可能な

歴史的セミ・ドキュメンタリー映画。

これも誤読・誤訳への長征の旅の一つ。

60年代論や、68~69年のシンギュラー・ポイント論(特に日本の)、

は、このエンタメとしては何度も観る気にはとてもなれない、

しかし〈歴史映像〉としてはメチャ重要なイージー・ライダーを、

ためつすがめつすることで、木っ端微塵になるだろう。