『amazon kindle』の極端な価格差の秘密
【amazon kindle 1周年記念 Vol.3】
●『amazon kindle』投げ売りセール! 100円、47円が当たり前!?
電子書籍のKindleが1周年を迎え、
大盤振る舞いの様相です。
定価がどんどん下がり、なかには
47円!!のプライスを付ける本まで出てきました。
ユーザーにとってはありがたいことですが、
版元や著者にとっては泣くに泣けない話でしょう。
なぜなら、手取り(印税)が大幅に減るのですから。
具体的にいえば発売時に定価150円だった本が
時間が経つと100円、50円と、
どんどん急落していくのです。
下がるタイミングとしては
どうやらプログラムがある様子です。
これは推測ですが、
第○○位以下へ落ちたら100円、
第△△位以下なら50円……と言った具合に
変更値があらかじめ設定されているようです。
もちろん、過去のDL数も判断材料でしょう。
穿った言い方をすれば、
「もう売れそうもないから
最後はイチかバチか投げ売りしてみるか!」の
トライアルなのでしょう。
仮に最安値で売れたとしても、
印税収入は1/3になります。
定価50円で1000部売れた場合、
印税収入は15000円(印税30%の設定)にしか
なりません。これでは表紙デザインの費用も
捻出できないのです。
その一方、昨日とりあげた『ホテルローヤル』の
ように1100円(kindle版)といった高価格維持の
電子書籍も存在します。
この価格の取り決め、
いったいどんな理由があるのでしょう。
今日はその種明かしをします。
まず、本家、米国『amazon kindle』の業態は
どのようになっているのでしょう。
こちらは『amazon kindle』と出版社のほとんどが
ホールセールモデルの契約を結びます。
わかりやすくいうと、「アマゾンさんに出版社が
価格設定を委ねるから上手に売ってね」の
完全委託契約です。
米国では『amazon kindle』側がこの売り方で
電子書籍市場をコントロールし、次々と
ミリオンセラー(100万部突破)の作家を
生みだした実績があります。
『amazon kindle』はこの売り方に自信をつけ、
日本へ参入してきたわけです。
しかしながら、日本の市場においては
そうカンタンにいきませんでした。
なぜなら、紙の書籍を扱う大手出版社にとって
「自由に価格設定の権利を与える」など
もってのほかだったからです。
前回にも説明したように、大手出版社における
紙の本の売り上げのシェアは80%以上です。
つまり、電子書籍の価格を勝手に操作されてしまうと
紙の本の売り上げが大幅に落ちる懸念があるからです。
そのため、日本の大手出版社の一部は
最後までホールセールモデルの契約を結ばず、
エージェンシーモデルの契約にこだわったのです。
エージェンシーモデルとは、代理店契約のことで
価格の決定権は出版社サイドにあります。
ですから、『ホテルローヤル』(集英社)のように
定価1100円はずっと変わらないのです。
このエージェンシーモデルで
契約した出版社の見分け方ですが、
販売サイトの定価近くに、
「出版社により設定された価格です」の
表記があります。
逆にその表記がなければ
ホールセールモデルと思っていいでしょう。
今後、この“安売り”が激化するようであれば
出版社(ホールセールモデルの契約社)経由で
電子書籍を出す理由が見あたらなく
なってしまいます。
もちろん、エージェンシーモデルの大手出版社から
発売できればいちばんいいのですが、こちらは
紙の本の出版がなによりも優先されます。
それにメジャーな出版社へ企画を通すのは
とにかく大変なこと! おわかりかと思いますが、
すんなりと決まる話ではないのです。
ではどうしたら最善の道を切り開くことが
できるのでしょうか?
何はともあれ、電子書籍の市場では50%を超える
シェアを獲得している『amazon kindle』です。
ビジネス、そして印税に結びつけるには
絶好のマーケットと言えましょう。
エージェンシー契約を前提に考えると
やはりセルフで出版することがベストです。
「KDL」(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)なら
自分の希望で価格設定ができますから、
激安競争に巻き込まれる心配もありません。
ただし、最低設定価格は99円ですから、
これ以下の値付けは不可能です。
『電子書籍の作り方がカンタンにわかる本』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00FGUOFIW/
*11月9日(土)開催!
『どこからともなく企画力/文章力がわき出てくる脳トレセミナー』
https://www.facebook.com/events/217006635090331/
12月7日(土)は第2弾として電子書籍の制作セミナー(仮)も開講予定です。
出版を考えてる皆様は、11月9日のセミナーとともにで受講していただくとさらに効果的です。
●『amazon kindle』投げ売りセール! 100円、47円が当たり前!?
電子書籍のKindleが1周年を迎え、
大盤振る舞いの様相です。
定価がどんどん下がり、なかには
47円!!のプライスを付ける本まで出てきました。
ユーザーにとってはありがたいことですが、
版元や著者にとっては泣くに泣けない話でしょう。
なぜなら、手取り(印税)が大幅に減るのですから。
具体的にいえば発売時に定価150円だった本が
時間が経つと100円、50円と、
どんどん急落していくのです。
下がるタイミングとしては
どうやらプログラムがある様子です。
これは推測ですが、
第○○位以下へ落ちたら100円、
第△△位以下なら50円……と言った具合に
変更値があらかじめ設定されているようです。
もちろん、過去のDL数も判断材料でしょう。
穿った言い方をすれば、
「もう売れそうもないから
最後はイチかバチか投げ売りしてみるか!」の
トライアルなのでしょう。
仮に最安値で売れたとしても、
印税収入は1/3になります。
定価50円で1000部売れた場合、
印税収入は15000円(印税30%の設定)にしか
なりません。これでは表紙デザインの費用も
捻出できないのです。
その一方、昨日とりあげた『ホテルローヤル』の
ように1100円(kindle版)といった高価格維持の
電子書籍も存在します。
この価格の取り決め、
いったいどんな理由があるのでしょう。
今日はその種明かしをします。
まず、本家、米国『amazon kindle』の業態は
どのようになっているのでしょう。
こちらは『amazon kindle』と出版社のほとんどが
ホールセールモデルの契約を結びます。
わかりやすくいうと、「アマゾンさんに出版社が
価格設定を委ねるから上手に売ってね」の
完全委託契約です。
米国では『amazon kindle』側がこの売り方で
電子書籍市場をコントロールし、次々と
ミリオンセラー(100万部突破)の作家を
生みだした実績があります。
『amazon kindle』はこの売り方に自信をつけ、
日本へ参入してきたわけです。
しかしながら、日本の市場においては
そうカンタンにいきませんでした。
なぜなら、紙の書籍を扱う大手出版社にとって
「自由に価格設定の権利を与える」など
もってのほかだったからです。
前回にも説明したように、大手出版社における
紙の本の売り上げのシェアは80%以上です。
つまり、電子書籍の価格を勝手に操作されてしまうと
紙の本の売り上げが大幅に落ちる懸念があるからです。
そのため、日本の大手出版社の一部は
最後までホールセールモデルの契約を結ばず、
エージェンシーモデルの契約にこだわったのです。
エージェンシーモデルとは、代理店契約のことで
価格の決定権は出版社サイドにあります。
ですから、『ホテルローヤル』(集英社)のように
定価1100円はずっと変わらないのです。
このエージェンシーモデルで
契約した出版社の見分け方ですが、
販売サイトの定価近くに、
「出版社により設定された価格です」の
表記があります。
逆にその表記がなければ
ホールセールモデルと思っていいでしょう。
今後、この“安売り”が激化するようであれば
出版社(ホールセールモデルの契約社)経由で
電子書籍を出す理由が見あたらなく
なってしまいます。
もちろん、エージェンシーモデルの大手出版社から
発売できればいちばんいいのですが、こちらは
紙の本の出版がなによりも優先されます。
それにメジャーな出版社へ企画を通すのは
とにかく大変なこと! おわかりかと思いますが、
すんなりと決まる話ではないのです。
ではどうしたら最善の道を切り開くことが
できるのでしょうか?
何はともあれ、電子書籍の市場では50%を超える
シェアを獲得している『amazon kindle』です。
ビジネス、そして印税に結びつけるには
絶好のマーケットと言えましょう。
エージェンシー契約を前提に考えると
やはりセルフで出版することがベストです。
「KDL」(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)なら
自分の希望で価格設定ができますから、
激安競争に巻き込まれる心配もありません。
ただし、最低設定価格は99円ですから、
これ以下の値付けは不可能です。
『電子書籍の作り方がカンタンにわかる本』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00FGUOFIW/
*11月9日(土)開催!
『どこからともなく企画力/文章力がわき出てくる脳トレセミナー』
https://www.facebook.com/events/217006635090331/
12月7日(土)は第2弾として電子書籍の制作セミナー(仮)も開講予定です。
出版を考えてる皆様は、11月9日のセミナーとともにで受講していただくとさらに効果的です。