「やった!重版がかかった」とは喜んでいられないご時世
みっくんです。
出版の世界は取り次ぎ(問屋さん)が
無くては語れない構図になっています。
みなさん、取り次ぎと書店がどのくらいの
手数料を取るか、ご存じでしょうか。
おおよその数字です。
取り次ぎが約4割、書店が2割~2割5分といったところ。
つまり、定価1000円の本なら600~650円が
自動的に消えてってしまい、
出版社に残る金額は350~400円となります。
この中で印刷製本代や編集制作費、
宣伝費、輸送代諸々を捻出しているわけですね。
「どおりでギャラが安いワケだ」と感心している
ライターさん! 反応が遅すぎる。
さて、そんな構図の出版界、
重版(増し刷り)のタイミングって実に難しいのです。
通常、新刊本は一定のストックを残して
全国の津々浦々の書店へ配本されます。
出版社にもよりますが、1万部刷ったら
8000部は配本し、2000部は倉庫へストック、
みたいなことをします。
なぜなら、お客様からの注文もくる
わけで、ストック枠は必須なんですね。
しかし、ここからの見極めがメチャ難しい。
新刊本のできたてホヤホヤの頃は
市場のムードも熱く、書店さんが
頻繁に注文を出してきます。
そうすると、在庫の2000部はあっという間に
減り、底を突きそう。
ビビった営業部隊が
「そろそろ重版しましょうよ」と心配、
上の判断を仰いで、おめでとう!
重版決定となるわけです。
しかし、ここからどんでん返しが待っていることも。
重版は1000部(最近はケチです)が
かかり、ほとんど残っていない
ストックに追加されました。
「これで安心。とりあえずは書店からの注文に
応えられるね」なんて喜んでいたら
次の日から返品の山。
そうです。市場には8000部以上が
バラまかれており、ソレが全部売れてしまった
という保障はなにもないんですね。
しかも、返品に対しては出版社が
きちんと払い戻しをしなければならず、
これまた負担の大きな額になります。
返品の山は最初のストックの2000部を超え、
3000、4000部に!
こうなったら責任問題です。
ちょっとした読み違えが
大きな損失を産んでしまいます。
「だったら在庫切れのまま、書店からの
注文は”待ち”にしておいたほうがいいの?」って
判断もあります。
実際、注文から本が届くまで
2~3週間後なんて出版社もあります。
もしかしたら、在庫調整で
ずっと悩んでいる版元かもしれませんね。
ですから、1回くらいの重版で素直に
喜べないのが出版社の実情です。
せいぜい2~3回の重版で
やっと利益が確定するレベルでしょう。
出版の世界は取り次ぎ(問屋さん)が
無くては語れない構図になっています。
みなさん、取り次ぎと書店がどのくらいの
手数料を取るか、ご存じでしょうか。
おおよその数字です。
取り次ぎが約4割、書店が2割~2割5分といったところ。
つまり、定価1000円の本なら600~650円が
自動的に消えてってしまい、
出版社に残る金額は350~400円となります。
この中で印刷製本代や編集制作費、
宣伝費、輸送代諸々を捻出しているわけですね。
「どおりでギャラが安いワケだ」と感心している
ライターさん! 反応が遅すぎる。
さて、そんな構図の出版界、
重版(増し刷り)のタイミングって実に難しいのです。
通常、新刊本は一定のストックを残して
全国の津々浦々の書店へ配本されます。
出版社にもよりますが、1万部刷ったら
8000部は配本し、2000部は倉庫へストック、
みたいなことをします。
なぜなら、お客様からの注文もくる
わけで、ストック枠は必須なんですね。
しかし、ここからの見極めがメチャ難しい。
新刊本のできたてホヤホヤの頃は
市場のムードも熱く、書店さんが
頻繁に注文を出してきます。
そうすると、在庫の2000部はあっという間に
減り、底を突きそう。
ビビった営業部隊が
「そろそろ重版しましょうよ」と心配、
上の判断を仰いで、おめでとう!
重版決定となるわけです。
しかし、ここからどんでん返しが待っていることも。
重版は1000部(最近はケチです)が
かかり、ほとんど残っていない
ストックに追加されました。
「これで安心。とりあえずは書店からの注文に
応えられるね」なんて喜んでいたら
次の日から返品の山。
そうです。市場には8000部以上が
バラまかれており、ソレが全部売れてしまった
という保障はなにもないんですね。
しかも、返品に対しては出版社が
きちんと払い戻しをしなければならず、
これまた負担の大きな額になります。
返品の山は最初のストックの2000部を超え、
3000、4000部に!
こうなったら責任問題です。
ちょっとした読み違えが
大きな損失を産んでしまいます。
「だったら在庫切れのまま、書店からの
注文は”待ち”にしておいたほうがいいの?」って
判断もあります。
実際、注文から本が届くまで
2~3週間後なんて出版社もあります。
もしかしたら、在庫調整で
ずっと悩んでいる版元かもしれませんね。
ですから、1回くらいの重版で素直に
喜べないのが出版社の実情です。
せいぜい2~3回の重版で
やっと利益が確定するレベルでしょう。