”商業出版の甘い誘い”は見極める目を持って! | 文章力アップの革命塾! 上手な自己主張でチャンスを生かせ!

”商業出版の甘い誘い”は見極める目を持って!

「貴方の企画はすばらしい! これは絶対に売れますよ」

どうやら第一声からこのような言葉をかけられたらしく、
企画を持ち込んだ物書きのタマゴさんは、
ついついその気になってしまったようです。

Fさん(女性)は商業出版を目指し、話し方の実用書を
各出版社へ持ち込んでいる真っ最中。
でも、可能性はとても低いと思われました。

というのも、みっくんがその企画書を拝見したところ、
抽象的すぎて訴えるものがなく、
自分が担当編集者ならパスしたい類の企画書でした。

もともとFさんは商業出版(一般書店等で売る本)を
目指しているので、印税生活を夢みているのです。


そんなFさんが、大手出版社を諦め、
自費出版を同時に手がけている小規模な
出版社へ企画を持ち込み、
担当者からの第一声が冒頭のような言葉でした。

商業出版が可能になったと思い、
Fさんはうれしさのあまり、
しばらく舞い上がってしまったようです。


その後、その出版社とのやりとりはどうなったでしょう。
そう、ありがちなパターンでした。

「企画はとてもいいんですよ。ただ、出版となると
あなたのバックアップが欲しい。買取サポートとして
300万円をお支払いいただけますか?」という返事。

「えっ?」とあっけにとられたFさん。
そう、300万円払ったら自費出版と変わらないんですね。
夢に散った商業出版・・・。


実はこの手の相談がみっくんのところへも
非常に多いのです。
「企画や原稿を送付して下さい」っていうから
送ってみると、褒めちぎられる。
「素晴らしい、コレは売れる」の連続。

でも、いざとなると制作費(買取)のサポートを
要求される。
コレって、詐欺に近い行為ですよね。
実際に裁判になっているケースもあります。

しかし、相手側は
「契約書をかわす前に伝えているのだから
詐欺にはあたりません」という態度。
 

もちろん、本当に素晴らしい企画なら
こんなトラブルもなくスムーズに進むでしょうから
心配入らないんですけどね。

そして、出版社の多くはは紳士的な
取引をしてくれます。
でも、「企画をホイホイ送ってください」という
出版社は非常に少ないので、
その段階から注意をしたほうがいいのかもしれません。

まず、誉められたら有頂天にならずに疑ってください(笑)。
そして、こういうケースもあるということを
念頭に入れておきましょう。

(追記)
上記のような件で相談がありましたら
ご遠慮なくどうぞ。ただし、裁判、仲介等は
お手伝いできませんのでご理解ください。
さっそく問い合わせがありましたので。