真面目な企画書、ハッタリ企画書には要注意! | 文章力アップの革命塾! 上手な自己主張でチャンスを生かせ!

真面目な企画書、ハッタリ企画書には要注意!

さて、前回に引き続き、企画書の作り方でもうひとつ。

具体的な作り方の前に、

ちょっと問題点のある企画書

いくつかあげて説明しましょう。



みっくん、仕事柄、数々の企画書に目を通します。

預かってリメイクする場合もありますし、こちらで作り上げることも。

後者の場合は、ある程度、出版が決まっている

パッケージ(出版社から依頼を受ける)なので

大先生の代わりにこちらが企画書をおこし、

出版社の会議に通すためのものです。



さて、一般の方たちが作られる企画書で、

問題点があるのはどんなタイプでしょう?


まず、前回も説明しましたが、真面目一辺倒の面白くない企画書は

その場でボツになりやすい! とお伝えしました。確かにそうなんです。


しかし、よ~く見ないと「玉石混淆」のケースもあるのです。

特に企画書作りに慣れていない作家の方は、コンテンツだけを

まとめることに気をとられ、「何を強く訴えたらいいのか」

気を払われないのです。


ですから、後になってみっくんらがじっくりみると、

「コレ、なかなかいい内容だね。構成し直したら使えるかもよ」なんて

ケースも発生します。


つまり、我々のほうも注意してみないと、

宝物を見過ごしてしまう、なんてことがあるのです。

しかし、その企画書は後々に大きな手直しが必要になりますけど。



そして、もうひとつ、

使えそうで使えないタイプの企画書を説明します。

ことわざで言うなら、

「大山鳴動して鼠一匹」

意味は、大騒ぎしている割りにはたいしたことがない、という例え。

要するに見出しだけ、ハデにアピールしているのです。

まるで「東京スポーツ」を読んでいるような。



●わかりやすく説明しましょう。

アフェリエイト稼業のBさんは

企画書で次のような見出しを付けてきましたダウン


・ココに気をつければアフェリエイトはうまくいく!

・ネットビジネスでもっと儲けよう!

・買う人の気持ちを考えて、売れるPOPを作る!



パッと見にはおかしくないんです。でも、これが30~40項目も続いたら

ヘンですよね。はっきり言ってしまうと

抽象的すぎる見出しで中身がないんです。




●では、上の見出しはどのようなフレーズに

置き換えると効果的なのでしょうか? 

これではまずいと思い、とりあえずこちらで修正してみました。


・アフェリエイト成功組の40%は○○の法則を上手に取り入れる

・ネットビジネスの収益率をさらに高めるヒントと攻略法

・わずか3秒で決めるPOPの誘引ゼリフ!



これらは、内容をビビットに伝えるため、アクティブな表現や数値を混ぜて

強力な見出しへと変換しています。


ただし、こちらがこのように変換したくても

実際には中身がなく、「Bさんはハッタリだけだった」ということが

後日、判明しました。


企画の内容を詳しく聞いていくと本人もチンブンカンプン、

「なんでこんな見出しつけたの?」ってたずねると。


Bさんの考えでは、「他の類書を真似て見出しをつければ

とりあえず、企画を通してもらえそうだから」と安易な考えでした。



でもね、編集者は普段から海千山千の企画書を眺めているのですから、

この手の”ハッタリ”は通用しないと思っていいでしょう。

仮にその場は通ったにしても、執筆時につらい思いをするのは、

結局、作者なのですから。企画書通りに書けないと

白紙撤回なんてこともあります。


企画書の”背伸び”は禁物です!


*次号は具体例を!