次のシーズンで桜井良太が引退すると宣言した。

 

Tシャツの肩に洗濯ハンガーの後がくっきりついていて、

「ハンガー小僧」とこっそり名付けた、あの小僧が。

 

レラカムイに来たばかりの頃は、

本当に細っこくて、

でもやたら飛ぶ、身体能力だけでバスケをやっているような印象だった。

さすがリアル流川と呼ばれた男だ。

それが、PGにスイッチしてからプレーの幅は広がったと思う。

 

桜井がボールを持ってゴールに突っ込む姿はワクワクした。

 

足のケガに苦しんでいたのは、

ファンならみんな知っている。

 

昔みたいな無茶なドライブやダンクはほとんど見られなくなったが、

それでも桜井がボールを持つと、

やっぱりワクワクするのは今も変わらない。

 

桜井は、インタビューしやすい選手だったんだよな。

頭がいいのだろう。

質問の意図をしっかりくみ取って、

端的に答えてくれる。

おいらは囲み取材が苦手なのだが、

それでも人気選手だから、どうしても囲みが多くなる。

そんな時でも、ひとり一人の質問ににちゃんと答えてくれる。

 

1対1のインタビューも、楽しかったよ。

基本的には優等生なんだけど、

カメラを収めると、意外とフランクだ。

ちょっと早口だけど、バスケ選手にしては少し声が高い。

だから録音してもすごく聞き取りやすくて助かった。

 

若い選手も増えたから

プレータイムも短くなっている。

それでも、北海道のバスケを折茂さんと二人で支えてきた選手だ。

最後の最後まで、

しっかり見届けようと思う。

 

したっけ。