日曜日、
「木曜から高熱が続いている」
「病院いったけど、薬がちーっとも効かない」
連絡があった。
こいつは、
こういう時必ずおいらに助けを求めてくる。
「何と診断されたのだ?」と尋ねると、
「よくわかんない」と言う。
「点滴くらいはしてもらったか?」と聞くと、
「薬だけくれた」と言う。
とりあえずインフルエンザではないらしい。
咳もでないし、喉も痛くないというから、
重症の風邪でもない。
多分、何かの感染症だろう。
まぁ、百歩譲って高熱で朦朧としているとしてもだ、
こいつのバカさ加減は、今に始まったことではない。
それでも高熱が続くのはよろしくないので、
「すぐに違う病院へ行きなさい」と伝えた。
「どこへ行けばいい?」と聞いてくるので、
しょうがないので調べて教えてあげた。
月曜日にすぐに教えた病院へ行ったら、
即、点滴。
さらに、検査、検査、検査のオンパレードで、
即、入院だと。
バカか、こいつ。
点滴のおかげで、高熱は微熱まで下がり、
かなり楽になったらしい。
「検査の結果はなんだ?」と聞くと
今度は「漢字読めない」ときたもんだ。
絶対バカだ、こいつ。
でも、先生にふりがなふってもらったメモを写真で送ってもらい、
病状はわかった。
その症状に、しばらく放っておいたせいで、
他の病気も併発しているらしい。
そっちも手書きで病名を書いてもらっていたのだが、
達筆な先生の文字が判読できないと言う。
間違いなくバカだ、こいつ。
その写真も送ってもらい、
書いてある病名を送った。
読めないところは前後の文字で、だいたい想像はつくだろうに…。
すると、
「すごいねー、よく読めたねー」とのんきなことを言ってきた。
昔からバカだと思っていたけど、
やっぱりバカだった。
殺しても絶対死なないヤツだが、
なぜか昔から、いきなり入院する病気になる。
酔っ払って転んで腰打ったとか
高血圧とか、
入院治療をすれば完治できる病気だからいいのだが、
おいらの記憶にあるだけでも、
今回で…4回目じゃないか?
そして、これも昔からなのだが、
おいらは、ヤツの病気に何も、一切、これっぽっちも関係ないのに、
なぜか、おいらが親にしかられる。
「お姉ちゃんなんだから」と。
バカな妹はいらんぞ…。
したっけ。