昨年末、自分でも記憶にないのだが、
何かに応募して道内高速バスの往復チケットが当選した。
札幌発着で、好きなコースが選べるというので、
たいした考えもなしに「函館」を選んだ。

そのチケットが、1月末が期限だと、つい最近気づいた。

これは、行かねばもったいない!


…ということで、
半分プライベート、半分ロケハン、つまり仕事ということで、
一泊二日で函館に行った。

したっけ、これが、
まー、大変!

この時期の北海道は、
天候次第で道路事情がガラリと変わる。
札幌~函館は、普通に車で走れば5時間ちょっとで到着する。
まぁ、これも大変といえば大変なのだが、
ここは北海道だ。
車での移動は、こんなもんだべ。

だが、今回の高速バスは、
道路凍結による通行止め、速度規制に加え、
事故による通行止めがあちこちで発生し、
札幌~八雲まで本来なら高速でビューン!のはずが、
高速に乗ったり、降りたり、
のろのろ走ったりで、そりゃまー大変。

7:50に札幌を出て、
函館駅に着いた時にはすでに15:00を過ぎていた。

到着予定時刻は13:15だった。

この日、おいらの予定は総崩れ。
それでも、函館駅から赤レンガ倉庫群までは
なんとか明るいうちに間に合う距離なので、
すぐに金森倉庫に向かったのだが、
ここで再び、おいらを試練が襲う。

この日は気温が高く、
雪が解けて道路がぐちゃぐちゃ。
ムートンブーツが、徐々に重くなる。

そうなのだ。
溶けた雪が浸みてきて靴がべっちゃべちゃ。

中までぐっしょり濡れてしまった。

こうなったら、冷たくで寒くて、歩けたものではない。

それでも結構がんばったが、冷たさに負けてギブアップ。
早くホテルに帰ろうと、市電を待っていたら、
待てど暮らせど、市電が来ない。

電停に待っていた人たちも、
「おかしいぞ」と言い出した。

電車を待つこと約30分。
電停にアナウンスが流れた。


「電車故障のため、湯の川雪が遅れています」。


なんだとーーーーー!?


こっちは、
濡れたブーツで、
中の靴下がびしょ濡れで、
それを我慢して、寒空の下じーっと待っているんだ。
もう、足の感覚もない。


それから約10分後、
ようやく市電到着。
足元がぐちょぐちょするを感じながら、
ホテルにたどり着き、
すぐにブーツを脱いでみたら…。

靴下から水がしたたり落ちるほど。

(;´Д`)

最悪だ…。

もちろん、靴が渇くまで、
この日はもう外出なんかできない。

道産子ならわかるだろうが、
靴を乾かすには、ストーブの前に干すのが一番手っ取り早い。
が、ここはホテルだ。
そんなものもないので、地道にトライヤーで乾かす。

最悪だ…。




7時間以上かけて函館に来て、
何もしないでホテルに缶詰め。
ブーツをドライヤーで乾かすおいら。






なにしに来たんだ…。



したっけ。