退社後、地下街を歩いていた。
すると、前方から見たことのある人が歩いてきた。

代理店時代の元上司だった。

向こうも気付いてくれた。
なので、彼を拉致した(笑)。
「久しぶりなんですから、軽くいきましょー!」と誘った。

向かったのは「どりか夢」。
代理店時代、おいらに「どりか夢」を教えてくれたのは彼だ。
店に行くと、かわいいママが、
「とうとう一緒に来ましたね~」と迎えてくれた。

カウンターでしばらく飲んでいたら、
元上司が急に「あ!」と言った。
振り返ると、そこにいたのは、
代理店時代の同僚だった。

「なにしてんの?」
「部の忘年会」
「どこで?」
「奥の座敷で」

そうなのだ。
おいらたちはカウンターで気付かなかったのだが、
奥の座敷で、営業3部が忘年会をやっていたのだ。
たまたまトイレに立った彼を、
元上司が見つけたのである。

せっかくなので、座敷に行って、
元同僚にあいさつをしてきた。

すると、
「うちも忘年会だけど、4部も忘年会中で、
これから合流する」と言うではないか。

なんだ、なんだ、この偶然は。

3部と4部が合流したら、
騒がしいことになるのは目に見えているので、
おいらと元上司は先に店を出た。

元上司が「友達がやっている店を教えよう」というので
着いていった。
地下にあるBARだった。

BARのカウンターでつっぷして寝ている人がいた。

音響が良い、なかなか好みのBARだった。
好きな曲をリクエストできるというので、
「達郎さーん!」と盛り上がっていたら、
カウンターで寝ていた人が、むくりと起きた。

札幌では知らぬ人はいない、巨匠カメラマンだった。
おいらもずいぶん一緒に仕事をしたことがある。
当然、元上も知り合いだ。

ものすごい、偶然重なり。
しかし、偶然はこれだけでは終わらなかった。

薄暗くて気付かなかったのだが、
BARのマスターが
「おい、●●(おいらの名前)、久しぶり」と言い出した。

はい?
どなたでしょ?

よーく見たら、
おいらがよく通っていたBARのマスターじゃないか!


ひゃーーーーーーーーー!



地下街で元上司に会い、
どりか夢で元同僚に会い、
BARで知り合いのカメラマンに会い、
そのBARのオーナーが、おいらの知り合い。





夜7時頃から11時頃までの間に、
これだけ偶然が重なるなんて、あり?

おいら、そろそろ死ぬんじゃないか?(笑)




したっけ。