思い出して、かみしめる。
仙台での第2戦。

第4Q、残り1分程だったろう。
折茂さんのフリースローで、
1点差まで追い上げたのに、
栃木の小僧が、スルリと2点を追加した。
ブレックスの#1は、本当に憎たらしい。
でも、大好きな選手だ。
あー、ちくしょー!

これで3点差。

時間は1分を切った。

ここで3Pを決めたら同点だ。

ボールは、吸い寄せられるように、
カトロンから折茂さんへ。
あの瞬間、まるでスローモーションを見ているようだった。
おそらく、レバンガ応援席の人には、そう見えただろう。
それくらい、長く感じた一瞬だった。

3Pラインから、折茂さんがボールを放した。

最近、軌道が低くて、
エアだったり、ずれていたり、
折茂らしくないシュートが目立ったが、
あの時は違った。

みんなが待ち望んでいた、
折茂武彦=皇帝降臨。

きれいな放物線を描いたボールは、
ストンとネットへ落ちた。

ボールを放した瞬間の静寂。
そして、ネットに落ちた瞬間、
会場内は爆発したかのような大歓声!

そりゃ、おいらも立ち上がるってもんさ。

これだから、バスケ観戦はやめられない!

スコアを見たら、
あの3Pが32点目だったんだね。
延長戦では、1点も入れていないもの。



したっけ。