今年も、
彼女の命日に花を贈った
すると、
約束したかのように、
彼女のお母さんから手紙が届く。
もう、何年繰り返していることだろう。

おいらが彼女の実家に行って、
墓参りをすれば、
なんとなく、ひと段落つく…ような気もするが、
それでも、どうしてもふんぎりがつかない。

そんな風にもたもたしていたら、
彼女のお母さんが、
おいらに会いにやってきた。

帰宅すると、
玄関ポストに手描きのメモが入っていた。


今、札幌にいるので、
一度お会いしたいです。

家まで来てくれた人を
断ることはできない。

…で、先程。






立ち話程度だったが、
ひと目で彼女のお母さんだとわかった。
だって、
あまりにも彼女に似ているから。

そして、
彼女が好きだったというお菓子を
おいらにくれた。
$サッカーとバスケットボールと、 時々ミーハー。

帰り際に、
「お母さん、ありがとう」と言うと、
「娘に言われているみたい」と
うれしそうに笑った。


お母さん、
今度は、
もっとゆっくりお話をしましょう。
彼女のこと、いっぱい話しましょう。


お菓子、ごちそうさまでした。
ちょっと、しょっぱいです。
$サッカーとバスケットボールと、 時々ミーハー。