311から、もうすぐ一カ月になる。
町がなくなった。
大切な人をなくした。
思い出が流された。
何もかもが変わった。

親戚がそのど真中にいたおいらも、
意識が大きく変わった。

携帯やWEBを使った情報操作・収集は、
両親世代には全く通用しないことがわかった。
携帯電話を持っているが、
彼らにはあくまでも「電話機」であって、
情報端末という認識はない。
これはおいらの両親が特別なのではなく、
ほとんどの年寄りがそうだと思う。
逆に、使いこなせている方が珍しい。

そして、
年寄りには「テレビ」が本当に大事な
アイテムなのだということもわかった。

子供の頃、あれほど、
「テレビばっかり見ていたら、
バカになる!」と怒られていたのに、
その彼らが今、
テレビの前から離れない。

終戦前に生まれた人たちだから、
生命力はたくましいし、
物資がない中での生活も経験している。
多少の不便もがまんするだろう。

が、あまりにも時代が違いすぎる。

彼らのサバイバル知識には
「情報」というカテゴリーがない。

危機管理の第一歩は、
まず家族からだ。
いっぺんに覚えられないから、
少しずつ、かみくだきながら、
親世代には教え伝えないと。




したっけ!