不甲斐ない連敗チームに
繊細なガラスのハートを持つおいらは、
今にも崩れ落ちてしまいそうだ…。


だから、
試合内容と結果は、
なかったことにする。


ふん。
都合よく生きないと、
弱小チームとは付き合っていられないのよ。
コンサ14年で学んだわ。



で、5日のこと。

おいらたちは、レラベンチ真向かいの
指定席最後尾に座った。
ここなら、立ち見していても
誰にも迷惑かけないからね。

試合前、アイシンは、
こっち側でアップするのよ。
しかも、朝山君ったら、
おいらの真ん前を!
(*^。^*)

かっしーと仲良く…。
(;一_一)

ちくしょー。
柏木真介、憎し。
べたべたするなー!

朝山君のプレーを見るのは、
9月の刈谷以来。
髪、伸びたね。
昔みたいに、金髪にはしないのかしら。
あれはあれで、
ちょっとかわいかったのに。
やはり、ダメージを心配しているのか?

おいらの友人が
隣でぼそっとつぶやいた。
「頭頂部…透けてるよ」

(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

道内には朝山ファンは山ほどいる。
あちこちから声がかかる。
そのたびに、声のする方を向いて、
ぺこぺこ頭下げたり、
にっこり笑ったり、
もー、この子ってば!
なんてナイスな笑顔なんでしょ!

ゲーム中も、
朝山君がボールを持つと、
ドキドキした。

敵チームとしては、
本当に嫌な選手なのだけど、
一バスケットボールプレーヤーとして見ると、
何かしでかしてくれそうな
ワクワク感があり、
シュートを放った瞬間の、
あの「間」がたまらなく魅力的なのだよ。

いいなぁ、
朝山正悟。

おいら、朝山君になりたい。