ビジネスセミナーに出席した。
講師は、レラカムイ北海道レラカムイのHC東野智弥氏。
「指導者の立場として」というテーマで、
大変興味深い内容だった。
レラのチームづくり、戦略、選手起用、戦術など、
仕事でも十分応用できるぴかっ!…と思った。

194cmの桜井良太をPGにコンバートした理由は、
「世界基準」の物差しで考えたから…だそうだ。
国内では、小さい選手をPGに起用するが、
世界は194cmが当たり前。
チームづくりを、彼は世界基準で考えているのだという。
この「物差し」という考え方、わかりやすいと思った。
サービスの物差しをどこに置くかで、店のレベルが決まってくる。
「これでいいか」の物差しでは、これでいい店になる。
下町の店でも、リッツ並みの物差しを置いたら、
そこは、下町のリッツになる。
そういうことだ。

朝山君のことにも少し触れた。
2年目にタレントを入れたと、彼は言った。
そして1年目、ジェイで展開していたトライアングルオフェンスを
2年目は朝山君、折茂さんに託したという。
が…彼らには、それができなかったと、東野さんは言った。
ハードワーカーがいなかった…と。

チームをつくり、プレーオフ進出、優勝を目指すのが
HCの仕事だ。
だから、HCの戦略や構想に選手が合わなければ
それは切り捨てるしかない。
逆に、各々の選手の持つポテンシャルを
上手に活かした戦略・構想を練るという方法もある。
しかし、その方法は、選手層も厚く、
環境も整っているチームじゃないと難しいだろう。
彼は、前者のタイプだということなのだ。

…と、理屈では理解するのだが。

朝山君を上手に使いこなせなかったのは、
あんたのせいじゃーん!
怒りムカ怒り

と、心の中のおいらが、小さい声で叫んでいた。

HCって、大変な仕事なのね。
わかってるよ、東野さん。
レラを一生懸命育ててくれているのもわかってる。
あなたがいなければ、今のレラはなかったし、
折茂さんも、桜井君もレラには来なかった。
ただ、ちょっと、ほんのちょっと、
悪態をつきたかったんだ…。