先日『その本は』を読んだあと、「やっぱり又吉さんはいいなぁ」という気持ちを再確認した後のタイミングで予約の順番が回って来た本。

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涙が出るほど優しい文章。東京百景の時と同じように泣きながら読んだ。(そうだ、東京百景の時もこんなふうに泣きながら読んだんだ、という事を思い出した)

またもや又吉ワールドに見事に引き込まれてしまった泣き笑い

現実の話をしているのに、いつしか妄想の世界へ誘われている。又吉さんの上手さってこういうとこなんだよなぁ、と。。。
私は又吉さんのこういうトコが大好きだったんだよなぁと、久しぶりの又吉さんのエッセイで色々と再確認しまくり。

やっぱり又吉さん大好き💕

そしてこの本を読んだ後、自分の視点が変化している事に気付く。
なぜなら、
手の皮が剥けた。途中まで剥けて邪魔になっている手の皮をハサミで切ったけど、根本ギリギリから切る事が出来ずやっぱり邪魔になる。
などと、こんな小さな事でも又吉さんだったら面白おかしく文章にするのだろう、と考えてしまっている自分がいたからだ。
又吉さんの本を読んだ影響で、普段気付かないような小さな事について考えている自分がいる。
影響されている。影響力ってすごい。