内容は分からないけど、『又吉さんとヨシタケさんの本』なら面白いはず!とお二人を信じて図書館で予約をしたのが半年以上前のこと。
その時確か、166番目(多分)
基本、実用書でなければ何ヶ月でも待つタイプ。
でも又吉さんの『火花』は1400番ぐらいだったので、さすがに買った。
何年待つのか分からなかったから。
今回は、まぁ待てる範囲ではあったので、待つ事に。。。
そして、その本の順番がやっと回ってきた。
〜『その本は』〜
ヨシタケさんのイラストの表情はみんな一緒なんだけど、どこか特徴を掴んでいて又吉さんのイラストなんかもう最高に可愛い
それだけで借りて良かったと思える
内容は。
むか〜し昔、本が大好きな王様がいました。
王様は2人に「世界中を回って色々な本の話を聴いて来るように」と命じました。
そして2人は1年かけて世界中を旅して周り、色々な人々から本の話を聴いて来ました。
帰って来てから2人は、王様に交代で本の話をするようになりました。
さてさて、その本は?
と、こーんな感じの内容で、とても読みやすい本だったと思う。
その本は?
例えば、ほとんどが燃えてしまっている。とか、
想像力を総動員して、ありそうでなさそうな本たちの話が色々と登場する。
中でも、又吉さんが書いた『小学生の男の子と女の子が交換日記をした話』が一番気に入った。
ちょっと切ない話で、なんだか泣けてくるような内容だった。やっぱり又吉さんはお話を書かせたら本当に上手い
そしてヨシタケさんの何処となく辛辣な表情のイラストもまた凄くいい。
この本のオチがまた予想外のオチで
「えっ!こんな終わり方なの⁈」
って拍子抜けするような終わり方。
そして笑える
やはりこの2人、すごいとしか言いようがない。。。