この三連休中、家族がゴロゴロしているので私も自分の好きな事を…と思い、読書、そして映画三昧ヤッター!
今日Amazon primeで観た映画は、
『ぼくと魔法の言葉たち』
です。
自閉症の男の子が大人になる過程を映像化した、ドキュメンタリー映画です。
ドキュメンタリーなので、実際の家族が出演していますが、小さい頃からのホームビデオの映像も流れたりして、それを観ている限りでは普通の親子のようでした。
ですが3才の頃、急にオーウェンは話をしなくなります。当時、両親があちこちの専門家に相談に行ったそうです。
こういう実話を観ると、「自分だったら?」と考えながら観てしまいます。
特に私にも娘がいるので、親としての気持ちを考えると、言葉に出来ないほどの苦労があったんだろうなぁとか、病気や障害があると「大変だったんだろうな」と、思ってしまいます。
ですが、オーウェンの発言を聴いていると、逆に
『幸せって何なんだろう?』
と考えさせられてしまいます。
編集の力かもしれませんが、オーウェンはとても幸せそうで、満たされているように見えたからです。
『幸せって何だろう?』『豊かさって何だろう』と考えずにはいられませんでした。
誤解を恐れずに言うならば、私たち健常者は、障害者を見ると『大変なのでは?』などという目で見てしまいがちですが、本当にオーウェンは大変なんだろうか?全ての事に不自由を感じているんだろうか?
そんなふうに思えてなりませんでした。
私達は、大切な事を忘れて自分にないものばかりを求めているのではないだろうか?と考えさせられました。
すごく大切な事を教えられた映画だったと思います。