稲垣 えみ子さん
正直、名前を聞いてもピンときませんでした。
(すみません)
本の表紙のアフロの女性。
その似顔絵を見て「あっ」と思いました。
以前、新聞か雑誌かで見たことがありました
アフロの女性
とても印象的だったので覚えています。
経歴は知りませんでしたが、朝日新聞の記者だったんですね。
内容はタイトルにあるように、ご自身が勤めていた朝日新聞を退社されるまでの話が中心となっています。
女性記者として生き残る為に大変な思いをしてきた話や、日本の会社社会に対して苦言を呈するような話など、考えさせられる内容も多々綴られています。
ですが、楽しく読めた理由としては、休日に山登りをしたり、お遍路さんに会って感動しているシーンなどが、いちいち想像できちゃうからだったように思います。
それは、稲垣さんの表現力の素晴らしさなのか、それとも存在感なのかは分かりませんが…。
(多分どちらとも)
とにかく、
とても面白く読み進めることができました
「さすがだな」と思ったのは、文章の上手さやお話の面白さだけではなく、今まで聞いたこともない言葉や、難しい漢字が出てきたことでも「さすが!」と思いました。
もう何度ググったことか。
居丈高(いたけだか)なんて言葉知りませんでした。(私だけですかね?)
出来れば私みたいな者の為に、ふりがなをふっておいて頂けると有難い。
ですが、非常に勉強になりました
頭のいい人の文章は読んでいてこんなにも面白いものなんですね
タイトルに魂と付けた理由も、本文を読んで分かるような気がしました。
きっと魂レベルで考えたことなのかなぁ、と。
実はこの本は、先日読み終わった隠居本の著者、大原篇理さんが稲垣えみ子さんの他の本をブログでおススメされてたので、興味があり図書館で借りてきたモノです。
稲垣さんの他の著書も読みたくなり、予約しました。(図書館ホント便利!)
※なぜか読み終わった後、ムショーにアフロにしたくなりました。(ホントに想像しちゃいました)
注文が必要かもしれません…。
アフロの影響力凄すぎです
いえいえ、それぐらいチャーミングだったということです。
もう一気にファンになっちゃいました
これから他の本も読むのが楽しみです
GWの楽しみが一つ増えました