友人の父親の絵画が掲げられているお寺があると聞き訪ねてみました。

本堂に十一面観世音菩薩が祀られている、奥三河七観音霊場の五番寺です。
元々は天台宗のお寺として建立されたものの、
一度戦火に焼かれ、その後曹洞宗のお寺として再興したそうです。
このお寺には徳川家康にまつわる有名な逸話も残されています。
その昔徳川家康 が若かりし頃、武田軍に追われて逃走の途中
ここに宿をとった時、鶏の声に命を助けられたと言われます。
家康はその恩に報いるため、寺領三石の黒印状を与えたそうです。
またこのお寺の庭園は素晴らしく、山門は新城市、
またこのお寺の庭園は素晴らしく、山門は新城市、
庭園は愛知県の指定文化財にそれぞれ選ばれています。
背景にある山の地形を活かし、書院庭園(北庭)と庫裡庭園(東庭)の
背景にある山の地形を活かし、書院庭園(北庭)と庫裡庭園(東庭)の
二庭から成り立っています。
庭園の文化財としての指定面積は指定面積1,143平方メートルに及びます。
きらっと奥三河観光ナビのHPより

本堂

この庭園は、旧鳳来町下吉田所在の曹洞宗・青龍山満光寺境内の書院北にある、
裏山の地形を巧みに取り入れた鶴亀蓬莱式の池泉観賞庭園であるが、
一部回遊することもできる。天然の山の斜面を利用して、
多数の石組を豪快に配置するが、正面の中腹に三尊石、その両脇に大滝、
小滝の大小4か所の滝石を組み、左手の大滝石組をもって庭園最大の
景観としている。そして山裾に、細長く池泉を掘って心字池を作り、
手前に蓬莱島を象徴する中島を置き、鶴石、亀石を配する。
江戸時代中期の作庭とされるが、古い様相をも残す。
文化財愛知ナビHPより

ホウライジユリ
一輪のみが咲いていました。

お寺の飼い猫が庭園でパフォーマンス

この絵を見に行きました。
50号位の作品
油絵のナイフの扱い方の名人と聞き
栄知村の同級生の父親なので気になる作品です。
山本鉄男(1926-1994)愛知県豊川市御油町生まれ。
「芸術とは形とか線、色彩だけがすべてではない。
あくまでも、人間存在について追求するのが芸術の本道だ。
作品が問題なのではない。人間のあり方が常に問題。」
山本鉄男(私の主張より)

庭園が見事なので、観音様もあるのです。
撮影日:2016年7月10日