最近整備された場所で初めての訪問です。
ここへ行くバスは市営バスはなくて、循環バスが土日運転のみで
本数は一時間に一本、今回は祇園から行き約四キロを徒歩で挑戦
帰りは歩く元気はなく、四条河原町まで循環バスに乗りました。
それ故に穴場ですね。

青蓮院は北野天満宮前にありました「平安道場」(旧大日本武徳会京都支部武徳殿)を
京都府より譲り受け、飛地境内の将軍塚に移築、再建しております。
平安道場は、大正3年竣工の大正天皇御大典記念に建造された武道場で、
老朽化により解体処分が決定しておりました。
しかし、この建物は現在では求めることのできない大木の檜材を用い、
京都府民の貴重な浄財によって建立されております。
また木造建築技術が頂点に達した頃に建てられた木造文化財であることから、
何としても保存し、後世に伝えるべきとの使命感をもち、
移築再建して大護摩堂に活用することに思い至りました。
実現にあたっては、京都府との3年にわたる交渉を経て、
実現にあたっては、京都府との3年にわたる交渉を経て、
平安道場を解体し、東山山頂に運び、京都市の許認可取得に4年11カ月を要し、
計5年11カ月の交渉時期を経て完成しています。
Copyright (c) 2014.TENDAI SECT SHORENIN.を参照

道場の内部

五山の送り火や、比叡山から大阪までを一望できる場所として知られる
将軍塚ですが、青龍殿の建物とともに清水の舞台の約5倍、
延面積1,046㎡の大舞台ができます。
Copyright (c) 2014.TENDAI SECT SHORENIN.を参照
中央が今だけのガラスの茶室

2015年~2016年春まで設置されているガラスの茶室「光庵」。
現代的なガラス張りの茶室と京都の風景がマッチした、
どこか不思議な空間です。
この茶室を作ったのは世界的に有名なデザイナーの吉岡徳仁さん。
時間帯によっては茶室のガラスが太陽光が反射して七色に光り輝きます。
茶室の周りのガラスのベンチですが、不思議な輝きを見せます。

標高200mの地点の大舞台からの京都市内の全景

望遠でアップした左大文字

こんな光景を見ていると京都を手に取るように動かせるような
不思議な気持ちになるパワースポットかも?

青龍殿の建物の前には素敵な日本庭園があり
もみじ葉とスギ苔のバランスが素敵でした。
撮影日:2016年1月1日