やるせなさにようこそ!

やるせなさにようこそ!

~生きづらい人の生存戦略~

どうも、元ひきこもり、現ニートのエディン原です。

 

今回は、

 

「ひきこもりって普段何してるの?」

 

「ずっと家にいて退屈じゃないの?」

 

といった疑問に私の事例を基に赤裸々にお答えしましょう。

 

 

  ひきこもりになった経緯

 

本題の前にざくっりと経緯を説明しましょう。

 

 

私は小学6年から中学のあいだ不登校で、高校もまともに通えず最終的に高卒認定を取って大学受験を目指しました。

 

しかし、自分にとってはハードすぎた予備校のスケジュールに潰れ、夏期講習を目前に体調とメンタルをやってしまい受験を早くも諦めることに。

 

 

その後は運転免許を取得するなど、多少の活動はしていたものの目的を失った私は段々と家にいる時間が長くなっていき、

 

そして気が付けば3年近く引きこもっていた。。。

 

 

というのが私がひきこもりニートになった経緯になります。

 

 

  ひきこもりの生活

 

 

さて本題です。

 

 

 どんな生活してるの?

 

ひきこもりと想像すると、自室から全く出ないイメージがありますが

 

私の場合、マンションに住んでいるので部屋が狭く、家族関係が良好だったため、リビングに出ず家族と顔を全然合わせない、ということはありませんでした。

 

 

また、全く外にでなかったわけではなく、月に数回は家族の買い物についていく程度の外出はする、いわばマイルドなひきこもりでした。

 

 

 

 

どんな生活リズムだったのかについては、当時母に薦められパソコンに記録していた2022年10月の睡眠表を特別に公開して見ていきましょう。

 

 

 

見ての通り寝る時間も睡眠時間もぐっちゃぐちゃですね。

 

 

年単位で見ると法則性が見えて、基本は入眠と起床がだんだんと後ろ倒しになっていき、

 

起床時間が夕方ぐらいになると、いちど眠気を我慢して起き続け朝方に戻す、というのを1カ月おきに繰り返す生活をしていました。

 

 

この状態になると来週、来月どの時間に起きているのかを予測することができず、

 

アルバイトはおろか病院の予約すら取ることもできないので、外出する機会は減り、ひきこもりはどんどん加速していきます。

 

 

 

 普段何してるの?

 
私の場合はアニメを観たりゲームをしていました。
 
 
はい、おそらく皆さんの想像通りだと思います。
 
 
 
当時やっていたゲームは「Call of Duty」という戦争ゲームですね。
 
中学生の頃からやっていたんですが、昼も夜も忘れて何時間でもソロでプレイし続けていました。
 
今思えば、この時間が一番後になにも残らない無駄な時間だったと後悔しています。友達とやるなり、RPGとかならストーリーの思い出とかのこるんですけどね。
 
 
アニメに関しては、最新の流行ってるアニメより過去の名作と呼ばれるアニメを観漁っていましたね。
 
中には今の自分の考え方に影響を与えた作品もあります。
 
そこら辺の話は別の機会に詳しくお話しますね。
 
 

 どんな見た目してるの?

 

ひきこもりは文字通り家に引きこもっているので外で見かける機会はめったにありません。

 

 

ですので、これまた特別に当時の私の姿を大大大公開します!

 

 

 

 

これ、正面向いてます。

 

 

落ち武者のようなこの髪型を自分で「世捨て人ヘアー」と呼んでいました。

 

 

昔から美容院というのは、なるべくなら行きたくない億劫な場所という認識で、そこにひきこもりがプラスされると髪を切りに行くという選択肢は生まれません。

 

 

そしてゴムで結べるくらい伸びてくると、逆に楽になっちゃうんですよね。

 

 

この写真では1年2カ月延ばしっぱなしだったのですが、最終的に夏の暑さに頭皮が耐えきれなくなり、覚悟を決めて美容院に行き、伸びきった髪を見た美容師さんに驚かれました。(笑)

 

 

 退屈じゃないの?

 

ひきこもりを経験したことがない人が一番疑問におもう点ではないかと思いますが、
 
 
なにも覚えていないんです。。。
 
 
毎日が全く同じ生活で何のイベントも発生しないので、思い返しても何の思い出も残らないのです。
 
 

今の自分にも疑問で、普通であればずっと家にいて数日何もしていなければ、なんでもいいから予定を入れて出かけたくなるはずなんですが、

 

ある意味での修行僧のような生活も、慣れてしまえばなんとも思わないのでしょうね。

 

 

 辛くないの?

 
 
 
正直言うと、とっても楽です。
 
 
 
好きな時間に起きて、好きな事をだけをして、やりたくないことはやらない。
 
人と会わなくていいので身だしなみに気にする必要もなく、面倒な人間関係に悩むこともない。
 
こんなに楽な生き方他にあるでしょうか。

 

 

ですがそれはひと時の安寧であり、その先には自由も未来もありません。
 
 
入浴中や寝る前のような考え事にふけりやすい時間になると、
 
「親を頼れなくなったらどうやって生きていけばいいのだろう」
 

「もっと別の人生があったんじゃないか」

 

「人生を満喫している同世代が妬ましい」

 

といった、それまで心の奥底に閉じ込め無視していた感情と不安が襲ってきます。

 

 

これが何日も続くと、いっそ死んだ方が楽なんじゃないかと思い、実際にロープを首にかけてみたことも何度かありました。

 

それでも、「自宅で死んだらまず警察がきて両親は取り調べを受け色んな手続きをしなきゃならないだろう」とか

 

「親戚や知り合いに面目が立たないだろう」とか、家族に迷惑をかけたくない気持ちが勝り、手が止まります。

 

 

なので、普段は現状を忘れて楽な思いをしていますが、頻繁に襲う耐え難い不安と闘いながら生きているので、辛くないということは決してありません。

 

 

 恥ずかしくないの?

 

最初の頃は罪悪感を感じる事もありますが、これもまた感覚が麻痺して慣れていきます。
 
 
しかし、数カ月に一度不登校時代の友人と会うことがあり、世間話や昔のことを楽しく話す一方、
 
大学やアルバイト、恋愛など様々な経験を積んで大人になっていく友人たちの話を聞くと、
 
親しかった友人が遠く離れて行き、自分だけが置いて行かれた気分になることも多々。
 
友人と会った日は必ず家に帰ったあと、そんな劣等感を引きずって憂鬱な気分になり夜眠れなくなるので、いつも別れるのが嫌でした。
 

 

  ひきこもりで得たもの

 

私がその3年間で失ったものは、時間、青春、コミュ力、気力、自信、などたくさんありますが、
 
「何も経験しない」という経験から得たのは、自分の感情に対する分析力くらいしかありません。
 
 
ですがその分析力も、人一倍繊細な自分にとって生きづらい世の中をこれから生きていくために必要な力だと思っています。
 
 
そのおかげか、社会復帰のため少しづつ活動している今も、
 
自分の気持ちにウソをつかず、できそうなことは積極的にして、無理をしていると感じたらブレーキをかける。
 
といったことがバランスよく出来るようになりました。
 

 

  ひきこもりを脱して

 

最近はひきこもりを過去の出来事と捉えて、このブログを含め、引け目を感じずに他人に話せるようになりました。
 
 
これからも、この無駄に思えた3年間に意味を与えるため、時には立ち止まることもあると思いますが、少しづつ前に進んでいこうと思います。
 
 
 
最後まで観ていただきありがとうございました。
 
 
 
それでは~👋
 
 

  はじめに

こんにちは、エディン原です。

 

合計3年ほど引きこもりを経験、現在社会復帰のため、ある支援を受けながらリハビリ中の元・不登校、現・ニートでございます。

 

詳しい自己紹介はまた今後…

 

 

  開設した経緯

 

引きこもりになると自分を見つめる機会が増えます。

 

自分もひとりで悶々としていると、まだ活動していた頃の後悔や、どうしてこんなに生きづらいのかと考えたり

 

はたまた「世界とは何ぞや」と、この世の真理を探したり、終わりのない脳内宇宙の旅に出ることがよくありました。

 

そんな日々に意味を待たせるため、どこかに書き残していつでも見返せるように

 

そして、あわよくば同じ思いをもった人の役に立てればと思い、誰でも見られるブログとして公開した次第でございます。

 

 

 

  ブログの方向性

 

具体的には決まっていません。

 

過去の体験談、自分の生きづらさに対する考えのほか、趣味についてや日記的なことも投稿するかもしれないです。

 

自分の生活に進展があったり、考えに変化があった場合はその都度報告しようと思っています。

 

  さいごに

 

初投稿なのでまあこのくらいで。

 

初めてのブログ投稿で文章を書くことも慣れていないので、話がとっ散らかっていたりするかもしれませんが、温かい目で見守ってくれるとうれしいです。

 

 

 

 

 

 

あ、あと更新頻度については期待しないでください^^;

 

 

それでは~👋