そもそもマネージャーとは何なのか | マネジメントで会社は180°変えられる

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エッジコネクション副社長 梶山啓介のブログ

先日、リーダーが育たないという悩みを持っている社長を訪問した際、
下記の質問を頂きました。

そもそも、マネージャーとは何なのか?



社長1人で会社を立ち上げて約10年、設立4年ほどで従業員30名ほどの規模になったが、
それ以降、人の入れ替わりを繰り返しており、規模がなかなか拡大しない。

それ以降、社長以下のマネージャークラスの人材育成を主な課題と考え、
色々な手法などを試しながら今に至っている。

だが取り組めば取り組む程、そもそも自分が求めているマネージャーとは何なのか?
という上記の疑問に辿りついたとのことです。



まず、マネージャーとは何であるかの結論を述べると、下記となります。

マネージャー=管理者

つまり、管理を行うことがマネージャーの定義ということになります。

どうでしょう?自社のマネージャーはしっかり部下を管理していますでしょうか?

経営層へのトレーニングを行っていると、マネージャーの定義が曖昧なまま、
マネージャー人材の育成を掲げているケースが多々あります。



一番多い誤ちは、マネージャーが管理ではなく、取りまとめしか行っていないケースです。

・部下からの数字を集めて、上司に報告する

・上司に怒られた内容をそのまま部下に伝え、部下からの意見をそのまま上司に伝える

このあたりが取りまとめているケースで一番多い事例でしょうか。

かなり多くの組織でこの取りまとめマネージャーが発生しています。



しかし、このようにマネージャーの意味を誤って捉えてしまうことに関して、
一概に本人が悪いとも言えません。

それは世の中における、マネージャーという言葉の使われ方のためです。



マネージャーという言葉は、
上記の組織内におけるマネージャーとは別に下記の使われ方をしています。

・芸能人について、仕事の交渉や世話にあたる人

・運動部などで、チームの庶務・会計などの世話をする人

いずれのマネージャーという立場も部下を管理するという要素が弱く、
どちらかというと取りまとめるという要素が多くあります。

しかも組織内のマネージャーになる前までは、
上記2つのマネージャーの方が接する機会が多いため、
管理者という意味合いを持たないのも仕方ありません。



マネージャになってからはじめての仕事は、
マネージャーの役割を正しく理解する、ということになりますね。

是非、経営層の皆様も新米マネージャーに対して、
マネージャー=管理者、であるということをきちんと教えてあげて下さい。



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梶山 啓介 Kajiyama Keisuke

株式会社エッジコネクション
副社長

企業の組織に関わる様々な課題解決を行っております。

エッジコネクションのウェブサイトにて、経営にまつわる各種ノウハウを公開しています。
組織マネジメント以外の面で経営の悩みがある方、ご参考までにどうぞ。
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