最近、東京のインテリアショップというと
名前のあがるショップがいくつかに絞られてしまうくらい
新しくて興味深いお店が少ない中、

いち消費者として、家具好きとして、職人さん好きとして
心から「ちょっと、いいじゃない」とあこがれてしまった業態(?)
というか、歴史ある業者さんの新しい展開を最近知りました。

東京は台東区にあるwood work(ウッドワーク)

WOOD WORK

御徒町で110年もの歴史を持つ木材屋、下甚商店さんの手がける
新しい展開の家具屋さんです。

そのショールームは無垢の木の香りに満たされているものの、
一見そんな歴史を持つ業者さんであるとは全く感じさせない、
無垢なのにミニマムでちょっとポップで
六畳一間の部屋にもすっと馴染むような
現代の住宅事情をとても理解した商品構成の家具が展示されていました。

wood work  
wood work shop

人間と同じように
個々の木々にも存在する木そのものの個性、質感、経年変化。

それがあるからこそ、個々の木々に向き不向きの形状があり、
そんな個性があるからこそ、
自分が長い間一緒に過ごしたいと思う家具の材や、
その木材の得意な分野、特性、手入れについて考えることはとても重要で、
家具のことを考える上でじつは一番楽しい部分だったりするのですが、
そういった知識が欲しくても、実際誰が教えてくれるでもなかったりして…。

でも、このwood work 、お店の真下が工房で、
職人さんたちと直に話し、希望を言い、またプロの意見を聞きながら、
お互いの「これがベスト」を実現することができるのです。

生活スタイルが多様化した今の時代の中、
個々のニーズに応えることができるのは
規格化された工業製品のユニット家具だけではないことを
物語ってくれていますね。

そんなお店、近頃見なかったなぁと、見なかったからこそ、
必ずしもそう願ったわけでもないのに消費者が主体となって、
家具として、木々にとって、自然にとってどこか無理のあるものが次々と生まれ、
それに引っ張られた形でいい仕事をしてくれる業者さんや
なくなるはずのなかった自然が
どんどん消えかけているのではないかなぁと思ったりして・・・

そういう意味では
古きよき日本の習慣や感性、自然と隣り合わせで生きてきた
祖先の知恵、知識を体に染み込ませた職人さんたちと
一緒にものづくりができるというのはとても貴重な経験ですし、
なにより試行錯誤して出来上がったオリジナルの家具は
一生モノにしたいくらいに
思い入れと愛着が湧いてきそうですよね。

インテリアも家もお部屋も大好きだからこそ、
そのバックヤードもきちんと理解し、考えていかなければならないと
最近切に感じています。
それは義務としてではなく、ものが生産される上で当たり前のこととして、
いつか自然にその感覚が身についていると良いなぁと思ったりして。

まだまだお勉強が必要そうな私は
またまた職人さんに会いに行ってこよっと♪

wood work(ウッドワーク)
東京都台東区台東4-18-7 google map icon 小
株式会社 下甚商店内 WOODWORK
.03-3833-2797
火~金 11:00 ~ 18:30
土・日 11:00 ~ 20:00
月曜定休
http://www.woodwork.co.jp/


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