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去る1月26日、北欧デザインの巨匠、
ハンス・J・ウェグナー(Hans J.Wegner)氏が
お亡くなりになりました。享年92歳。

また一人、歴史に名を残すデザイナーがこの世を去ってしまいました…。


ハンス・J・ウェグナーは
デンマーク、ミッドセンチュリーモダン・デザインの代表的人物。

日常生活の用具としての深い理解に基づき、
快適さやミニマリズム、品質、機能性を追求した彼のデザインチェアは、
単に美しいだけではなく、とても座りやすく、
現代の椅子の一つの基準を作り上げたとも言われています。

ハンス・J・ウェグナーの名作といえば、ざっと名前を挙げるだけでも
「Yチェア」「ピーコックチェア」「ザ・チェア」
「ビーチ・ムード・チェア」「アーム・チェア」
「オックス・チェア」「チャイナ・チェア」などなど、
500種類をこす椅子のデザインのほか、
ソファや照明器具、サイドボードやダイニングテーブルなど多くの作品を残し、
世界の多くの美術館の永久コレクションとして収められています。


「機械化できる部分はどんどん機械化したらいい。
ただ忘れていけないのは、手仕事よりも高い品質と
適正な価格をもたらす場合に限ってのみ、機械は有効だということです。」

そう語ったハンス・J・ウェグナーは、
大型の椅子やソファはgetama(ゲタマ)社AP Stolen 社 に、
CARL HANSEN & SON(カールハンセン&サン)社 にはシェーカースタイル、
熟練のJohannes Hansen(ヨハネス・ハンセン)社 にはザ・チェアといったように、
各メーカーごとにその特徴を生かしたデザインを提供し、
優れた作品を世に多く生み出してきました。

なかでも1950年デザインの「Yチェア」と呼ばれる
ウェグナーの工業的デザインの典型ともなる椅子は、
日本に輸入されている外国椅子の中で
最も長い期間絶えることなく輸入され続け、
最も輸入量が多い椅子だといわれているそうです。


写真は以前pourannick used.. で見かけ、
そのアームの美しさにほれぼれとしたラウンドチェアとその設計図。

Hans J.Wegner


また、ハンス・J・ウェグナーのCH33という椅子に一目ぼれした方が
ブログでとても素敵な写真を掲載されていらっしゃいました*
http://plaza.rakuten.co.jp/puipui2929/diary/200702040000/

家具は日常のなかにあってこそ、本当の魅力を感じられるものですね。

ハンス・J・ウェグナーさま、
心よりご冥福をお祈りいたします。


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