皆さんも一度や二度は観たことがあると思います。
あのCM───そう、ハズキルーペのことです。
いつか触れよう触れようと思っていたら、あちこちに先を越された格好となるのですが、やっぱり「葉月」と名の付くものには人並み以上に高い関心がありますので、触れないワケにはいきません。
触れないワケにはいきません。
触れないワケにはいきません。
大事なことなので、3回言いました。
さて、その問題となるハズキルーペのCMですが、古くは石坂浩二さんがCMをされドラマやすらぎの郷の台本読みで使ったとか使ってなかったとかだそうで、その後は舘ひろしさんバージョン、渡辺謙さんバージョンと続きます。
YouTubeにある公式動画では後者の2つしかなかったので、ひとまずそれを載せておきましょう。
石坂浩二さんのCMは、日常生活における読書などで役立つ至ってオーソドックスなCM、特に際立って印象に残るというほどではありませんでした。
ところが2作目(でいいのかな?)となるタカこと舘ひろしさん出演のCMは、「急にどうした?」と観る者を唖然とさせるものでした。
親子設定らしいのですが、およそ親子には見えない関係の2人。どちらかと言えば、愛人関係のような。
そして娘役の女優さんがとにかくもう棒なんです。ロケニューでも書かれていたことですが、舘さんのダンディーな演技に対しての落差がすごいため、余計に棒に感じます。

夜景の見える高級レストランに、こんなゴーグルタイプの拡大鏡を持ち込むのだろうか?そしてそれを装着するのだろうか?もはやコントのような画です。
そして、お尻でハズキルーペを踏んでしまう娘。そもそもなんで座るとわかっているイスの上にわざわざ置くのだろうか?という滑稽な点もコント感に拍車を掛けます。
そして一言───

「大丈夫大丈夫、日本製だし」
ええっ?日本製だから大丈夫?なんで?
頑丈である根拠がまるで伝わってきません。
続いて世界のケン・ワタナベ出演のCMは、またもがらりとシチュエーションを変えた作りとなっています。
どこか某Appleのプレゼン風のような雰囲気の中、世界のケン・ワタナベが迫真の演技でハズキルーペを時には叫ぶように時には語りかけるように緩急使い分け演説します。
そしてアシスタント役であろうお菊さんこと菊川怜が、前CMの娘役に勝るとも劣らない棒っぷりで、とんでもないアクセントを演出しています。

そして、またもハズキルーペの耐久性の表現においてお尻で踏みつけるという手法が使われています。余程、お気に入りなのがうかがえます。
そして一言───

「この強度、さすがメイドインジャパン」
もうね、絶対笑うでしょ。草生えるでしょ。
メイドインジャパン=強度
ってどんな理屈なんでしょう。
【日本製】、【メイドインジャパン】、と謳っておけば無条件に信頼と実績につながるのかと思い込んでるのは、一定の世代をターゲットにしてるせいなのでしょうか。
ブログの記事を書くにあたって先程ちらっと公式サイトを閲覧してみたところ、その答えが少しわかったような気がします。
どうやらかなり中国製のコピー品に苦しめられているようで、それで【日本製】、【メイドインジャパン】を執念のように前面に押し出しているものと思われます。
本当に売る気があるのなら、商品力そのもので勝負するべきなので、技術的にどう優れているのかを伝えずに、ただ日本製ということのみを端的に主張するのはいかがなものかと思います。
ただ、個人的にはこの一連のハズキルーペのCMの滑稽さがネタ的に好きなので、これからも根拠なく【日本製】という語句をグイグイと盛り込んでいってもらいたいです。
そして僕を大いに笑わせてください。