せつない風景せつない風景ってありますよね。空を激しく燃やしながら稜線の彼方へ飲みこまれて行くオレンジ色の夕陽だとか。あるいは正午頃に行ったコンビニエンスストアで、閲覧する事が出来ないように閉じられたいかがわしい雑誌のグリーンのビニールテープを必死にもごうとしているじじいの姿とかさ。しかもレジを担当してるのは二人とも若い女の子。凶行が発覚したら発覚したで胸が張り裂けるかのような空間が生まれる事は間違いないね。なので俺は無関係の人の顔で煙草を買って店を出たのさ。嗚呼、せつな。