花は枯れて季節は変わった
白き砂が流れ落ちて美しき夢が
遠い忘却の海へと連れ去られたなら
空に焦がれた想いは色褪せてゆく
嘆きは乾いた夜に身を委ねたまま虚空に満ちて
子供の瞳が見たのは優しき神の幻なのか
憂いを含む鳥の詩 雨音の中に消え
儚きものが奪われゆくことを知った
眼光は鋭利に研ぎ澄まされ息を殺し
心を決め傷跡と共にある
星空を脅かすのは血に魅せられた殺戮の闇
それでも時折日々は美しすぎて甘美に惑う
祈りを捧げる無力な者達は奇跡を願う
虚飾と暴力の中 それでも強く明日を想う