手の平から流れ落ちる砂を眺めていた
凍りついた青い空には白い光溢れる
黒く塗り潰された翼 もう死んでしまったのか
足は何処へ行くのか知らない
心の中の真夜中の月はもう隠れてしまったよ
誰も知らない場所に静かに咲いている花のことを想う
ある朝 黄色くうなだれた花は静かに
冷たく青い涙 落とすのだろう
そっとそれを誰にも知られないように
ひどく孤独で枯れてしまいそうなのに
あまりに無力であまりに小さな声は消されて行くのだろう
誰も知らない場所に静かに咲いている花のことを願う
心の中の真夜中の月はもう隠れてしまったよ
誰も知らない場所に静かに咲いている花のことを想う