English Department, Faculty of Letters, Kumamoto University -2ページ目

English Department, Faculty of Letters, Kumamoto University

熊本大学文学部文学科英語英米文学研究室の現役学生、卒業生、修了生、教員、および志願者のための掲示板です。

Mansfield Park の演習は、イギリス、アメリカ、フランスからの留学生を交えた国際色豊かな授業でした。同じ客観試験をして、成績のトップ3は英文の学生でした。Speaking、Listening、Writingではハンディがある日本人も、Readingでは世界に対抗できるということです。なかなかいいではないですか。

そろそろ英文研同窓会の年報「英文学会だより」の原稿を募集する時期となりました。卒業生、現役学生のみなさん、原稿依頼が届きましたら、是非ご協力をお願いいたします。

Mansfield Park の最終授業で、成績を渡しました。けっきょく、鬼にはなれませんでした。平均点が低すぎる場合、点数をかさ上げするのはいいのですが、何点かさ上げすべきか、ぎりぎりまで迷いました。18点にすると、受講生の10%以上が不可となります。「この授業は英文専攻生や、英語教員免許をめざす人のための授業。こんな低い点数で合格させたら、本人のためにならないし、熊大英文研にとっても恥ずかしいこと。また、努力して高得点を取っている学生に申し訳ない」と一方の声。「授業の難度と、すでに数人が脱落していることを考慮すべき。不合格者が10%以上も出るということは、レヴェルが高すぎるということではないのか」と他方の声。思案の末、後者の声に負けたわたし。24点プラスで救われたみなさん。また授業で会うことがあったら、こんどは正々堂々と合格してください。

1限目教室に行ったら、学生が数人しかいない。大雨洪水警報発令のため、午前中の授業は休講と。黒髪周辺は曇りなので、腑に落ちない気持ちがぬぐえない。せっかく最後の授業だったのに、来週も開かなければならないとは・・・。ところで、きょうは皆既日食。キャンパスのあちこちに太陽を観察する人々の姿があった。午前10時半頃、熊本では雲間から部分日食が観察できた。休講になって、よかった。

Shirley 読了まであと一週間。Mansfield Park よりも長編なのに、よくここまでついてきてくれました。受講生は当初の約半分に減りました。願わくは、来週、読了の喜びと感動を伝えられますように・・・。ささやかですが、special giftをお渡しする予定です。

成績を算出するため、エクセルとにらめっこしています。どこで合否の線引きをするか悩ましいところ。何も操作しなくてもみんな合格点に達してくれれば、それにこしたことはないけれど、残念ながらそうならないことのほうが多いです。できるだけ受講生の有利にとは考えますが、あまり基準を甘くすると、まじめにがんばった人に失礼です。やはり、切るべきところで切るしかない・・・?
「英文学史」の授業終了。最後の授業に出てこなかったばかりに出席点が減点となり、合格点に達しなくなった受講生がいました。もったいない。熊大文学部に入れなくて泣いている受験生が何人もいること、子供に教育を受けさせるために親は懸命に働いてること、教師はなにも好きこのんで不合格にしているわけではないこと、そんなことを考えたことがありますか?
Mansfield Park の試験終了後、泣いている女子学生がいました。力が出せなくて、悔しかったのです。こんなとき、教師はどうしたらいいのでしょう。わたしは、何も言えずに、教室を去ってしまいました。
授業中にペットボトル飲料を飲むのはやめてほしい。授業は真剣勝負の場。節度のない雰囲気は似合いません。
Mansfield Park の試験問題作成中。テキストの内容をしっかり把握していれば解ける問題を出していますので、だれか満点をとってください。