今日は病院の入浴日。このお風呂に入るのも今日で最後だ。

 アルコールのメンバーは毎日プログラムがあるので、お風呂に入るのはだいたいプログラムの後、15:30。お風呂は四時までなので慌ただしい。

 さらに我々が行くAA、断酒会はそれぞれ入浴日に開催されていたため、9月はせっかくお風呂に入ったのに汗だくで消灯後の病棟に帰ってきた。最近は夜風に冷えながら帰ってきている。


 さて先日の断酒会(僕は参加2回目)。

前回とても勉強になったので今回も楽しみにしていた。

 まず断酒会の掟をみんなで復唱する。

その中に、人の批判はしない、とある。

また、内容を公言することも禁じられている。


 そのため内容は詳しくは書けないが、こんな人もいるんだということを簡単に書いておく。


 その日は僕、もう一人が病院から参加。現状、今後のこと、外泊のことなどを話した。

 その後男性女性かは明言を避けるが、その方のスピーチがはじまり冒頭でこう言い放った。

「私もだいぶ性格が丸くなった。たかが2、3ヶ月の入院で断酒とか語るなんて、昔だったら怒ってた。」

 え?僕ら、いきなり批判されてる?しょうがないじゃん入院70日は変わらないんだから。

 その後も攻撃は続いた。書きたいけど書けない。

 話によるとこの方は配偶者をアルコール性の疾患で亡くされた方のようで、家族として参加していた。

 色々我々を攻撃した挙句、「配偶者を亡くした時は自分のせいではないかと悩んだが、今◯年経ってやっと少しずつ自分を褒めたいと思ってきた」だと。





なんだよそれ。

お前は有森裕子さんか。

有森さんは攻撃しないよ。


たまにきて断酒中の人を攻撃して自分を褒めて、自己陶酔するのなら、

せめて家族側の気持ちを落ち着いて話してほしかった。もっと聞きたかった。


僕は家族に迷惑をかけたのでその話はぜひ聞きたかった。

いつかその方が落ち着く日が来れば聞けるのかなあ。



 昨日はAAだった。

 その日のテーマは「飲まないで生きる」。


 退院の日が決まり、入院生活もあと数日になった僕にとって、まさに退院の日にこの言葉を家族に誓って生きていこうと思う。


 9/1に入院した時はお酒を飲みたい気持ちはなかった。ただもう楽しい会合への参加ができないことへの不安がとにかく大きかった。


 入院中という守られた状況の中で、その気持ちもすっかり消えた。

 でも実生活に復帰すればまたストレスが降りかかるのは当然のこと。


 そのために自分は2週間の自宅療養中に何をすべきか。そしてもし飲酒欲求が高まったらどうするべきか。イラストにしたので寝床に貼っておこうと思う。




 なお以前載せた僕個人の「断酒会の想像図」を断酒会の責任者に見せたら大受けだった。


 断酒会ではすごい体験をしたのでまた次回書きます。

外泊から戻ってきた。

僕の入院生活もカウントダウンが始まった。


久しぶりに都会に出た。

コンビニを見てももちろん飲酒欲求はない。

いいぞ。

炭酸水さえあれば無敵だ。今のところ。


おや、あの赤と緑の看板。


サイゼリヤ





それを見た瞬間頭にワインが浮かんだ。

初めての感覚だ。近寄らないほうがいい。

飲みたくはないがワインを飲んだことを思い出した。

踵を返し背を向けその場を立ち去った。


サイゼリヤさん。

いつか、必ず戻ってきます。

その前にもっと修行します。