今日3月19日発売の横山ルリカさんの1stアルバム「ラピスラズリ」

「ラピスラズリ」とは和名で瑠璃という石で9月の誕生石とされているようですね






まぁ売り上げ枚数などの数字は本人や製作販売サイドにとっても重要なことでしょうが

せっかくファンとして長く見ている人のソロアルバム発売です
売上枚数の話だけで終わらせてしまうのはもったいない




ファンでなければ軽く流して終わるところに、面白みや味わいを見出すチャンスが増える
これはファンであることの特権の一つであると思います。使っていきますよ


例えば長谷川瑠美さんがちょっと前に出演した「アウトデラックス」だって
アイドリング!!!としての活動を知らない状態でみれば「あーこの人はそういう感じで行こうとしてるのねー」で終わらせそうなところです
そこにまた違った見方や可笑しみを見出すことができるのは、ファンとしてアイドリング!!!での活動をみてきたからでしょう






さて、
彼女が初めて作詞したという収録曲「Re-Start」の歌詞を見てみると、そこに書かれているのは

変わっていく周りとそれに対する焦燥感

そして

それでも前に進もうと誓いを立てる

といった感じでしょうか





彼女のこれまでを知らないフラットな状態でみれば「前向きでいい歌詞だね」くらいで流してしまいそうなところですが
画面越しとは言え長い時間見てきた身としては、そこに凄みを感じることができます



年下メンバーからは「何でも出来てすごい」みたいに見られがちだけど
本人も再三言っているように、けっこうポンコツなところも多くて
でもそこがイイんだよねー

…では終わらない。
この人にはやっぱり凄みがあるんです



「Re-Start」の歌詞は特別なこと言ってるわけじゃなく、突き詰めて単純に言ってしまえば「頑張ります」っていうくらいのことなんでしょうが、重みが違う

口先だけで「こうなりたい」とか「尽力します」とか言ったりしてみるものの行動の伴わないことのある私のような人間とは
同じ「頑張ります」でも重みが違う




もしかしたらやり方は間違えるかもしれない。思うような成果はなかなか出ないかもしれない。
それでも前に進もうとするそのために自分に思いつく限りのことを
この人はきっとやり遂げるんだろうね。っていう

そういう凄みがある










こういう横山や菊地のような向上心溢れるタイプといか意識高い系タイプはアイドリング!!!では少数派ってことになるんでしょうが
多様性をこそ愛したい私にとっては有難い存在です



ゆるさがアイドリング!!!の魅力である。それは私もそう思います。でもそれだけじゃない

個人を個人として尊重しながら、また違う個性も尊重して一つのグループとして形を成している

周りの環境が変わったり人が入れ替わったら、グループがアメーバのように形を変えてサヴァイブしていく

そうしてアイドリング!!!がどこまで続いていけるのかこれからもみて行きたいと思います








なんか変な方向に話がそれましたが、最後に
ルーリーさんはパワフルな歌声が魅力って感じはありますが、個人的には「ナミダボシ」や「君がいたから」などのバラードタイプの曲での歌声が好きだったりしますということを書いて終わりたいと思います