南風に吹かれながら見るシュールな夢とはどんなものかと
荒川に実践しに行った、多分20年も前の話
河川敷はその当時整備など殆どされておらずセイタカアワダチソウの群生が物凄く
ある種いろんな意味で危険地帯であった
うっかり夕方とかに行くと荒くれた集会に遭遇して危険な思いをする
夜中は新木場と並んでハッテン場のメッカだった。
なので、うららかな安全そうな午後にMTBに乗って走ること20分
ようやく河川敷に立つと、良い具合に南風が吹いていたので風に吹き去らされて
シュールな夢の気配がやって来るのを待った。
が、やってきたのは生き物の気配を察し風に乗って飛んできた夥しい規模の羽虫の群れであった。
我慢など出来るはずも無く、シュールな夢などどうでも良くなってきてしまった。
結局すぐにトピレックに退散してサーティワンアイスを買ってそそくさと帰ると言う体たらく。
家に帰って服を払うと、死んだ羽虫がバラバラと落ちた、掃除機で掃除をするのが面倒くさかった。
今でも南風に吹かれながら見るシュールな夢とはどんなものなのか、
凡百な俺には理解の仕様が無い。
結局20年凡百で、シュールレアリズムとは無縁だったのだということらしい。
思い返せばその日の栄光に向かう列車は、5000系の東西線だった
稀に千代田線の車両が東西線を走っていた時代だ。
銀色のアルミと鉄の塊は
轟々と派手な音を立てて中野と西船橋に栄光を運んで行ったらしい。
21世紀も随分すぎたが、あの金属の塊は今も栄光を運んでいるんだろうか
電光掲示はもしかしたら何も書いていないのか若しくはただ
Not in serviceと光っているのかもしれない。
シュールな夢はどうやって見るのだろう
36にもなると恥ずかしくて聞けない。