何処に行こうとついてまわるこの野暮ったさ
まだ年始なのでしょうか? やりたいことをたくさん見つけた去年に代わり、やりたいことをたくさんやるべき今年が来ました。バンドとしても個人としても。
バンドとしては、もう変わるべき時にきたと感じております。個人の思想も残しておくべきだとは思ってはいますが、共通の思念、共感としての喜びも必要になるとも思っております。それに、音楽として(わかりやすくいうとジャンル)も、もう同じものは誰にとっても必要のないものとも感じております。
それは、とても難しく、すぐには変わることなどできないでしょう。しかし、変えていかなければなりません。正直、もう若くないものですから。遅すぎた、とは言いませんが、早くもなかったでしょう。気づくことができてよかった、とだけは言えます。ありがとう。そして、よろしく。
「ハロー、きょうだい」
「おったまげたねえ。いつぶりだい?」
「そんなことより、話があるんだ」
「煙草いるかい?」
「いや。あいつは元気してるかい?」
「ああ、あいつか。元気だよ。もう鎮痛剤を与えたいぐらいに」
「たくさん?」
「適量だよ」
「そうか、ならいいんだ。またな」
「会いにきたんだろう?」
「いんや、もういいんだ。俺に会ってオーバードーズしたら困るだろう」
「はは、そうだったらどんなにいいことか」
「静かすぎるのも嫌なもんだぜ?」
「……そんなことは」
「なんだって?」
「そんなことはないと言ったんだ。なあ、いいかげん禁煙なんかやめたらどうだい?」
「うるせえ。俺は今、別のもんに興味があるんだ」
「なんだ?」
「ち・ん・つ・う・ざ・い だよ」
「……本気でなぐるぞ」
「ごめん、ごめん、悪かった、悪かったよ。これをあげるから許してくれないか?」
「なんだ?」
「鎮痛剤」
「……ああ! こりゃまいった!」
