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■ドラえもんに罰!? 1日で消えるのに最高30万円
鳥取砂丘で相次ぐ落書きを防止するため、鳥取県が制定を目指す「美しい鳥取砂丘を守り育てる条例」が論議を呼んでいる。条例案では落書きをすると最高で30万円の罰金が科されることになっているが、砂丘への落書きは1日もあれば自然に消えるといい、「落書きはモラルの問題」と法的に規制することへの異論も続出。条例案が提出された9月県議会へ規制に反対する請願を提出した弁護士は「道徳違反を罰していては、息苦しい社会になる」と訴えている。
請願を提出したのは、寺垣琢生弁護士(51)=鳥取県弁護士会。寺垣弁護士は長年、砂丘の保全活動に取り組んできた経験から「砂丘の優れた環境を次世代に引き継ぐという条例案の趣旨には賛同する」としながらも、「道徳上の問題である落書きに、30万円もの罰金を科すのはやり過ぎ」と批判する。
条例案が定める「30万円以下の罰金」は、器物損壊罪や文化財保護法違反(重要文化財の損壊)罪の罰金と同額。だが、寺垣弁護士は「1日もあれば自然に消えてしまう砂丘への落書きと、ものを永久に壊してしまう行為とではレベルが違う」と話す。刑罰を科すにしても、軽犯罪法の罰則である科料(1万円未満)程度が相当だという。
このため、16日に開会した9月県議会に請願を提出。「落書きを防止するなら、砂丘の入り口に啓発看板を設置すればいい。罰則を恐れて、歩いて楽しむ砂丘に人が近づかなくなってしまう萎縮(いしゅく)効果の方が心配だ」としている。
これに対し県公園自然課は「年間130万人が訪れる砂丘への落書きは、短時間であっても多くの観光客の目に触れる。他の場所での落書きよりも悪質性が高い」と反論している。
条例案をめぐっては、県は7月中旬から8月上旬にかけてパブリックコメントを実施したが、寄せられた89件のうち規制に反対する意見は10件。県は自然公園法の規定に照らすなどして、落書きの定義を当初の条例案の「50メートル先から視認できるもの」などから「面積が10平方メートルを超えるもの」に変更したほか、落書きの中止命令に従わなかった場合の罰金は、最高額を50万円から30万円に減額した。
【関連記事】
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鳥取砂丘で相次ぐ落書きを防止するため、鳥取県が制定を目指す「美しい鳥取砂丘を守り育てる条例」が論議を呼んでいる。条例案では落書きをすると最高で30万円の罰金が科されることになっているが、砂丘への落書きは1日もあれば自然に消えるといい、「落書きはモラルの問題」と法的に規制することへの異論も続出。条例案が提出された9月県議会へ規制に反対する請願を提出した弁護士は「道徳違反を罰していては、息苦しい社会になる」と訴えている。
請願を提出したのは、寺垣琢生弁護士(51)=鳥取県弁護士会。寺垣弁護士は長年、砂丘の保全活動に取り組んできた経験から「砂丘の優れた環境を次世代に引き継ぐという条例案の趣旨には賛同する」としながらも、「道徳上の問題である落書きに、30万円もの罰金を科すのはやり過ぎ」と批判する。
条例案が定める「30万円以下の罰金」は、器物損壊罪や文化財保護法違反(重要文化財の損壊)罪の罰金と同額。だが、寺垣弁護士は「1日もあれば自然に消えてしまう砂丘への落書きと、ものを永久に壊してしまう行為とではレベルが違う」と話す。刑罰を科すにしても、軽犯罪法の罰則である科料(1万円未満)程度が相当だという。
このため、16日に開会した9月県議会に請願を提出。「落書きを防止するなら、砂丘の入り口に啓発看板を設置すればいい。罰則を恐れて、歩いて楽しむ砂丘に人が近づかなくなってしまう萎縮(いしゅく)効果の方が心配だ」としている。
これに対し県公園自然課は「年間130万人が訪れる砂丘への落書きは、短時間であっても多くの観光客の目に触れる。他の場所での落書きよりも悪質性が高い」と反論している。
条例案をめぐっては、県は7月中旬から8月上旬にかけてパブリックコメントを実施したが、寄せられた89件のうち規制に反対する意見は10件。県は自然公園法の規定に照らすなどして、落書きの定義を当初の条例案の「50メートル先から視認できるもの」などから「面積が10平方メートルを超えるもの」に変更したほか、落書きの中止命令に従わなかった場合の罰金は、最高額を50万円から30万円に減額した。
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