また風邪を振り返した者です



治ったと思って湘南に向けて少しでもと



走って汗冷えをしてしまい御陀仏となりましたチーン



良い年して全く学習出来ないオッサンですショボーン



さすがに明日は出走と完走が大目標かしら、、、

アセアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセ



30kmを過ぎた所で首都高とはお別れ



いよいよ壁に突入ですプンプン



いつもここで終わってしまう自分のフルマラソン



今回こそは最後まで走り抜きたい



高速を降りると長いスライドのある横浜港シンボルタワーまでの区間



毎年このスライドで先行する人達が丁度サブ3.5〜3.75近辺の方々になり



自分も早くあそこに追いつかなきゃと



力も無いのにやたら気持ちがザワつく所



それと同時に今の自分との差を感じ意気消沈もする所



気持ちがポジティブに行けないと大体この辺りでアウトになります



今年もかなり脚に来始めたと感じていた時



首都高からコバンザメして来たペーサーのお兄さんがギアを上げる



それと同時に周りにいた女性ランナーも付いていく様子



ならば自分もと足を上げた瞬間







ぴき





ん?







右脹脛に電気が







あ、、、








い、







ウイタタタタタっ!







はい。30km以降いつものやつが参りましたえーん




ちょっと早くない?



北海道の方がまだ行けてた様な気がする真顔



一旦、攣ってしまうともうペースはダダ下がり



付いていた2人はあっという間に遥か先に行ってしまったぐすん



でもなんとか止まらず前には足が出ているので



ヨタりながらも進むと



前方に折り返しが見えて来た



するとさっきの2人もスライドで分かった



え!?もうこんなに先に行ってるの??



どれだけペース上げられるんかいっ!



と、心で悪態をつく



てゆーか、お前がおせーんだろと一人で突っ込む



うーん、ぽ、ポジティブになれねぇ〜ショック



そんな時、本来なら元気な曲にでも励ましを期待したいのですが



たまたま流れてきた曲が













確かに良い曲なので今回チョイスしたのですが



このしんどい時にどストレートな歌詞が入ってくる



『戻れないよ 昔のようには
 煌めいて見えたとしても』

『後悔ばかりの人生だ
 取り返しのつかない過ちの
 一つや二つくらい
 誰にでもあるよな
 そんなもんだろう
 うんざりするよ』



などなど



ここで来ます?笑い泣き



確かに以前なら攣ったとしても



もう少し脚が残る感覚があった様な気がする



確かにもっと練習しなきゃいけなかったんだろうさ



今日も給水でペースダウンし過ぎたよな



首都高風強かったのに飛ばし過ぎたんだろうな、、、







いや!待て、まて、待ていっ!!



ここでこんな沈んでどうする!!



残りもあと10km



いつも通り痛いけどこれからが本番



ここをどう走るかって練習してきたんだから
(大した距離は踏んでませんが)



今の自分に出来るところまで粘ってみるっぺよウインク



やっとの事で折り返すと直ぐに給水と34kmの表示



ここでラッキーな事にコーラにありつく



以前、金沢走った時にラスト5kmで貰ったコーラで



脚が復活して最速ラップ出せた記憶が蘇る



まだ脚痛いけどここから何とかしてやるとペースを上げる



このスライド区間で後方のランナーも見えるが表情は皆、一様に苦しそう



けれども諦めの顔はほとんどいない



これで自分にもまた喝が入る



とうとうスライド区間を抜け給水を取ると



いよいよ残すところあと5km



疲労がピークになった一番キツイところ



ここにランニングインスタグラマーの上田怜さんが



ウォークマンしててもしっかり分かるくらい



メチャメチャ大きな声で声援を送ってくれている



ミーハーな自分ダダ落ちペースを本来に戻すべく重い足をあげる



が、それも束の間もうペースはこれ以上上がらずキープがやっと



更に前方にはコース上最後の橋の上りが迫る



ここだけはと意地で上げて行き下りで踏ん張った際



さっきの右脹脛が死亡し



咄嗟に左足で踏ん張ろうとしたら



左脹脛までが同時にお亡くなりにゲッソリ







な、な〜にィ〜



やっちまったなあ





男は黙ってのたうち回る



続けて痛みは左腿と右腿にまで押し寄せる



も、もうムリ、、、



あと2kmちょっとだけど



今回は下半身全部逝っちゃったよ滝汗



でも、もう山下公園だから応援のギャラリーの方々の数がハンパない



自分が悶絶しているのを見て



あとちょっとだからー!!頑張ってー!!』

ラストーっ!気合いだァー!!



御声援有難うございます笑い泣き笑い泣き



でも、立ってるのがやっとなんです笑い泣き笑い泣き笑い泣き



産まれたての子鹿の様な動きで最後の給水にて



今回、初めてのラッキー給食、横浜ハーバーを頂く



ボランティアの方が自分の姿を哀れんだのか



『お兄さん、最後頑張って!もう一つ持っていって』



後方のランナーの人に大変申し訳ないと思いつつ



差し出されたハーバーをもう一つ頂く



膝曲がらないし、重心定まらないし



歩く事すらやっとなのに



でも、ここでDNFは、、、ないよねショボーン



痛みはありつつも走ってるのか歩いてのか分からない位で進む



あー、たった2kmがこんなに長くて辛いのは



大撃沈したつくばとかすみがうら以来だな



その時は共に4時間20分台だったっけ?



沿道の声援がウォークマンから聞こえる曲より遥かに大きくなる



走っては痛みで止まり、また走っては攣るの繰り返し



呼吸は死ぬほど楽



とうとう赤レンガ倉庫まで帰ってきた



残り1kmだったっけ?



周りはラストスパートを掛けていく人々が多数



自分はもう足はもとより気持ちもギブアップ寸前



ただただ背中を見送るだけ



敗北感満載でとうとうパシフィコまで辿り着いた



残り100mもない



このまま走らず横浜終わっていいのか?



攣った痛みが残るまま足を動かす



笑っちゃうくらいおせー



でも、これが限界



最後数秒くらい限界越えてみろや



更に足を速くする



イテテテテ



ゲートが見えた



4時間10分超えてるぢゃん



さっきよりは走れてる



やっぱ右足いてーな、、、



ゲートまだ?



そしてフィニッシュ





相変わらず自分に弱いなあと感じつつ



でも応援に支えてもらった感満載の42.195kmでした



首都高ヤバイけどまた来年も抽選当たって走りたい大会でした



さあ、足立が無くなったので年内ラストランの湘南は



横浜を糧にして、、、