無事

 
「北斎漫画」
 
30ステージ
 
全公演終了させていただきました!
 
何とか全員大きな怪我もなく
 
最後のご挨拶までできて良かったです
 
5月の横山君の誕生日から始まった稽古
ずっと苦楽を共にしてきた仲間
 
カーテンコールは号泣すると思ってたんです
 
座組の皆にも
 
「号泣するかもしれんけど、ごめんなー」
 
と宣言していたくらいです
胸にそっと涙拭く手拭いまで仕込んでいたほどです
 
しかし
 
蓋開けたら
 
全く涙出ませんでした(笑)
 
むしろ
間近でお客様の笑顔や涙にふれ
 
とことん
満たされた気持ちになったというか
涙よりも
何だか
浄化されたような
清々しい気持ちになってしまったのです
 
とても幸せな時間でした~
 
幕開いたばかりの頃は
皆小さな怪我をしていて
 
毎日楽屋入り口の神棚に向かって
ご挨拶と怪我のないようにと
神頼み
 
最後の幕が降りたときは
心から安堵でありました。
 
横山裕君
この作品をするだけでも大変なのに
2ステージやってすぐに生放送の音楽番組があったりとか
どんな過酷な状況でも
しんどい、疲れたなんて
顔に出すことなんか一度もなく
真摯に目の前の仕事に取り組まれていて
少しでも時間があったら何かしらの練習をしていて
横山君はいつ休んでいるのかしら?と思う事もしばしば
 
今回の北斎は横山君がやるべくしてやったのだなと心底思いました
 
いつも一生懸命でまっすぐで素晴らしい方でした
 
渡辺いっけいさん
稽古はじめから最後まで
お世話になりっぱなしでした
ずっと支えていただいて(ずっと同じシーンでしたしね(笑))
アドバイスをたくさんいただき叱咤激励していただき
これからも絶対ついていきたい大好きな先輩です
 
佐藤江梨子ちゃん
キュートでいたずらっ子で(笑)
とても繊細で素敵な女性
朝のウォームアップに私は必ずラジオ体操からスタートするのですが
私がこっそり体操をしていることに気づいてから
楽日まで
かかさず体操に付き合ってくれました
おかげで毎日
モチベーションが上がり
しっかりウォーミングアップできました
凄く楽しかった
 
↓えりちゃんから楽日の差し入れスパムおにぎりとありがとうbox
 
 
木村了さん
旦那様役でありながら
劇中ではほとんど会話はなく夫婦らしいところもひとつもないのですが
必ず外に出かけるシーンの前に
舞台裏で
夫婦のエチュードをしていました(笑)
旦那様「行ってくるよ」
私「お帰りはいつ頃ですか?」
旦那様「今日は遅くなるかもしれない」
私「お食事がもうできますのでお早めにお帰りください」
というような(笑)
了さんの役も本当に大変だったと思います
了さんの役作りの向き合い方取り組み方本当に刺激をうけました
 
堺小春ちゃん
少女からおばあちゃんまで
なんの違和感もなくやりとげた人
感受性が強くて
自分の役を敏感にとらえてたし
周りの人のお芝居もよく見ていた人
彼女はすごい
年が離れているけど
私にはお姉ちゃんでした
同じ楽屋で遊んでもらってました(笑)
毎日とっても楽しかったです
 
 
吉田健悟君
彼には自分を信じる思いの強さを教えてもらいました
前向きで
自分に課した目標はとことんやる
妥協しない
いつもお芝居の事考えて
筋肉の事も考えてた(笑)
けんごくんと話すと
私ももっと走り続けなきゃと思う(気持ちが)
 
そしてラーメン仲間(笑)
 
 
観劇くださったお客様
そしてblogを読んでくださっている皆様
一緒に笑ってくださってありがとうございます
応援してくださってありがとうございます
沢山の素敵な言葉ありがとうございます
 
言葉では言い尽くせないほどの感謝を込めて
 
愛おしくてたまらない共演者
支えてくださった沢山のスタッフさん
劇場に足を運んでくださったお客様
blogを読んでくださっている皆様
 
心から大好きです
 
本当にありがとうございました!!
 
今日から北斎漫画が上演しないなんて嘘のようですが
 
また次へ
新しい一歩を踏み出します
 
どうぞこれからもよろしくお願いいたします!!
 
愛をこめて。