ずっと書きたかった本の紹介をさせていただきます
 
言葉が足りなくてうまく伝わらないかもしれないけれど…
 
朝ドラ「わろてんか」の時に
 
お世話になりました
 
よしもとNSC講師であり漫才作家の
本多正識先生が本を出されました
 
 
 
 
 
本多先生とお話させていただいたときは
いつも穏やかに微笑んでいらっしゃって
 
でも芸になると厳しい一面もおありになって
 
とても尊敬できる素敵な先生で
お喋りさせていただくことがとても楽しかったのですが
 
この本を読んで驚きました
 
本多先生の人生は
幼少期から闘病に次ぐ闘病
学校でのいじめ
家族からの言葉による虐待
たくさんの辛い経験をされてきた方だという事でした。
 
そしてこの本は
 
そんな本田先生だからこそ書ける
 
今現在いじめにあって辛い思いをしている若者へ
 
どんな辛い事があっても
 
生きていれば必ず喜びに出会えるんだという
 
若い人たちに向けたエールでした。
 
「はじめに」
という、はじめの先生の言葉からもう涙がとまりませんでした。
 
ただ  ただ
 
生きようよ
生きてみようよ
 
 
と何度も力強く書かれていました。
 
 
芸人さんの多くがいじめられた経験を持っているという事も初めて知りました
芸人さんがどんないじめを受けてどう乗り越えてきたかというエピソードも、沢山掲載されています。
 
また本多先生が勇気づけられたという言葉も
ページの最後にポツンポツンと書かれているのですが
それは
偉い人の言葉ばかりでなく
 
入院時に隣のベッドにいたおじいさんであったり
大阪シナリオ学校事務局の山崎さんからの手紙であったり
 
その人の事を思って発する言葉はきっと相手にも響く事があるのだと思いました。
 
生きている中で沢山辛い事もあるでしょう
むしゃくしゃすることもあるでしょう
つい人に当たってしまったり
 
でも
いじめはダメです。
 
傷つけてくるような人の言葉はすっと交わして
 
人を思いやれる誠実な人間でありたい。
 
そう思うばかりです。
 
昨日の映画の紹介記事
アイフィールプリティ
とかぶりますが
 
笑顔でいればきっと
人の悪意はしょうもないつまらないものだと
はねのけられる力があるんじゃなかろうか!
 
笑って
 
生きよう
生きてみよう!