去年
オーディションの話がきて
演出家の永井愛さんに
オーディションでお会いし
私のプロフィールを手元に置いているのにも関わらず
名前を正式に呼んでもらえず
アピールタイムで
自作のコントを披露しようとして
即座に止められ
こりゃ駄目だ~と思っていたのが始まり
二兎社の出演が決まったと電話で報告受けた場所は
自分の部屋
この小さな部屋で
喜びと感激で泣きながら雄叫び
1/7から稽古が始まって
演出家にしごかれ
泣いて
泣くなと怒られ
出口が見えずに落ち込んで
ブログにも
「明けない夜はない」
なんて病んだ事書いて
悩んで闘って
たくさんの方に励まされ 応援され
背中を押され 支えられて
なんとか本番にこぎつけて
2/20から東京池袋芸術劇場で本番が始まりました
毎日が夢のように幸せで
当たり前みたいに
芝居は続くものだと思っていました
そして
3/11
忘れられない
大きな地震
4ステージの休演
その日から
奇跡の連続でした
ステージが続けられた事
余震が頻繁に続く中
本番中一度も地震が起きなかった事
宮城のえずこホールでの公演
1月から活動が始まってこの4月の終わりまで
出演者の誰一人として
怪我も風邪もなく
喧嘩もなく(笑)
高い目的意識を持ってここまでやってこれたと思います
それもこれも全て来ていただいたお客様のおかげです
ありがとうございました。
この作品のおかげで
たくさんの方に出会えました
たくさんの感動がうまれました
千秋楽の日は
本番始まるまで
千秋楽と意識しないでおこうと思っていたのに(だって泣いちゃうから)
会場する前に
役者、スタッフ全員集まって
制作さんの最後の挨拶
永井愛さんの言葉などがあって
もう、無理でした(笑)
号泣です
1人で…
吉田栄作さん
「枝、ほんとお前とやれて楽しかったよ。今日で最後だけど最後も楽しもうな」
なんて普段出した事無いような優しい声
「やべてぐだざい~~」
と又泣くもんだから
大爆笑
完璧遊ばれてますね…
けれど観に来てくださるお客様には
私の感慨など関係ない
千秋楽もいつもと同じ気合で取り組ませていただきました
しかし
ここで最後の奇跡(?)
あるシーンで
初音(私の役)が
冷凍サンマと豚バラのパックを両手に持って
大号泣するシーンがあるのですが
大号泣したと同時にどでかい雷が
どーーーーーーーん!!!
と一発劇場にも響く音で鳴りました
能登の大地よ
祝福してくれているのだね(いいほうにとってます)
ありがとう
今日から又
日常が戻ります
約3ヶ月「シングルマザーズ」の事だけに情熱を注ぎ
取り組んでいた毎日はもう過去になってしまったんですもんね
ちっとも長く感じませんでした
あっという間でした
今こうやってブログを書いている私も数分後には「過去」になる
でもこれって
積み重ねの「今」ですからね
少しは成長できていると信じたいですね
次は7月
ハイリンド「牡丹燈籠」
培ってきたものを活かし
全力で取り組んでいきたいと思います
たくさんたくさんありがとうございました!!
ありがとうございました!!!
心から
感謝を込めて