2月の13日からはじまります

jam session.09公演

「女の平和」

ただいま下北沢本多貸しスタジオにて最終稽古の詰めに入っております


これはギリシャ喜劇

ペロポネソス戦争真っ只中にアリストパネスさんが書いたんですね~


時は紀元前、所はアテネ

戦争ばっかりやってる男達をこらしめる為、女達は立ち上がった。

「この戦争をやめない限り、私達はセックスをいたしません!!」


凄い作品を書かれたものです…


紀元前に書かれた戯曲にも関わらず

おもしろい!


今も昔も平和を望む気持ちは変わらないのですね~~~


アリストパネスさんはこの戯曲を書いて発表した後

それでも終わらない戦争に嫌気をさして


それ以降メッセージの強い作品は書かなかったということです


ということはこの作品は彼自身も思い入れのあるものなんですね


なんて感慨深くなったりしてますけど


稽古風景は


すさまじいもので、男も女も汗だくになって舞台を走りまわる

そして今日なんかは


以下白熱した稽古場模様をお届けします。


あるシーンで演出うけてるところです

演出家「男と出来なくて女はどうなんだ?!どうなるんだ?!」

私   「ぼーん!てなります!」

演出家「つまり!?」

私   「じゅーんってなります!!」

演出家「そこまで聞いてない!!!」

共演者山口君「ああなるほど、女性はボンジュールってなるんだね」

演出家「そういうことをきいてるんじゃない!!」


よもや恥じらいとかよくわからなくなってきだして

言わなくてもいい事まで言ったり

もいちど男と女のせいりについて話したり


そして、演出家の西沢氏までも

稽古見学に来てくださってた劇団離風霊船の 山岸涼子さんに


「女性は熱くなるとどうなるんですか?」

なんて聞いたりして


またそれを笑顔で返答してくださる山岸涼子さん素敵でした…


そして「女の平和」稽古を終えて


そのまま


2月28日本番の一人芝居「ナンシーとはご無沙汰」稽古してまいりました

以前、最所美咲プロデュース「OH! LA BANBA」に出演させていただいたご縁で知り合い

一人芝居の戯曲を書いていただく運びとなり

始めは戯曲だけのつもりが

演出まで



彼女は私の事を「姐さん」と呼んでくれますが

私からしたら彼女の方が姐さんです


私の方が年上にもかかわらず

この最所美咲たる女のパワーたるや凄い!


演出を引き受けてくれた瞬間から

「もえ姐さんはとりあえず13日からの本番の事だけ考えてください。

28日の件は最所が芝居すればいいだけにしときますから」

と、音響さん照明さんとの細かな打ち合わせなどはやってくれるというのだ

格好よすぎです!!!(TωT)


そして

カラオケボックスにて初めてのお稽古

まずは本読み


彼女は「なるほどなるほど」といろいろメモしたり

二人でこの作品をどう見せたいかなど話し合ったりした


会うまで凄く不安でどうしようもなかったけど

こうやって最所嬢に会ったとたん

この舞台成功する!

って思えたから不思議。


でもそれも私次第…


頑張らねば…


どうして人はこんなにも人に対して一生懸命になれるんだろう?

私は彼女に酬いたい。


すばらしい公演にしたい。


ふつふつと今両方に闘志を燃やすのでした


あたしの平和はくるか!!!!!!?


いや、


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