こんばんは
本日夕食をとっていると外の方から
カチン、カチン
カチン、カチン
という乾いた音が
なに?なに?なに
とおびえる妻を横目になにやら懐かしさを感じる私
少年時代に聞いたことのある
冬になると必ず聞いていたあの音
そう
火の用心マッチ一本火事のもと
カーテンを開けて外を見るとぞろぞろと列をなして地域の方々が歩いておりました
本当に懐かしいです
学生時代の下宿先でも
就職してからの寮でも
結婚してからのマンションでも
全く聞くことのなかったこの音に今ここで出会えるとは
こういう文化を残している地域に住むことができてよかったと改めて感じた瞬間でした
ちなみにソーシャルディスタンスを保って
火の用心をされておりました
さて本題です
我が家はギリギリ家計のため
毎月の収支がかなり厳しいです
いろいろ節約をして何とか踏ん張っている状態
そんな中、最近どえらい事態が発生しました
本日綴るのはそんな話です
ことの発端は
遡ること2ヵ月ほど前...
長女まめ子(6歳)が学校から一通の手紙を持って帰ってきました。それが全ての始まりです
まめ子さんは歯の嚙み合わせに問題があります。早急に専門医での検査を実施ください。
歯科検診での結果でした。
そうなんです
まめ子小さい時から嚙み合わせが悪いんです
俗にいう受け口というやつです。
下の歯が上の歯より前に出ているやつ
2歳とかの定期健診でも受け口は指摘されていたのですが、当時の先生からは「もう少し様子を見ましょう」と言われていました。
というのも子どもの場合、成長とともに自然と直ることが多いと言われたからなんです。
どうしても気になるようでしたら
専門医に診てもらってください
そんな感じでした。
なので我々夫婦もそこまで深く考えておらず、もう少し様子見だな...と放置しておったのです
それで今回の歯科検診の結果..
初めて
早急に専門医での検査が必要
という文言が出てきたので、えらいこっちゃと思い受診することになりました
歯の矯正の専門病院を探し
早速検査してもらうことに
専門医での検査料って結構高いんですね
検査に1万円
検査内容を聞くのに1万円
の計2万円かかりました
そこで判明したことなんですが
娘まめ子の受け口はかなり重症のようです
この診断結果に動揺する我々夫婦
このまま成長するとかなり高い確率(というよりほぼ100%)で顎が出てくると....
専門医の先生の話をまとめるとこんな感じ
・人間の歯は上の顎から成長し、遅れて下の顎が成長する
・6歳の時点で上の顎は約60~70%くらい出来上がっているのに対し、下の顎は30~40%くらいにとどまる
・ただ、まめ子の場合受け口のため下の歯が上の歯に覆いかぶさっており、上顎の成長を阻害している
・現にレントゲンを見ても上の顎が成長しきっていない
・そして女の子は、12歳くらいから急激に下顎が成長を始める
・本来ならば上顎が先に成長しているため、下顎が極端に成長しようとしても上顎がストッパーの役割をしてくれる
・ただし、まめ子の場合はそのストッパーがない
・故に下顎が伸び放題
レントゲン結果や歯の模型、患者さんの事例等を使って理論的に丁寧に教えて頂きました
正直いってめちゃくちゃショックでした
受け口を完全に舐めていた...
いつも見ているまめ子の顔
特に何も違和感なく普通だと思っていました
でも一般的な同世代の女の子のレントゲンと比較すると、明らかに上顎が小さいんですよね
そして私以上にショックを受けていたのが妻
同じ女性としてやはり容姿の部分。
ここを気にしていました
人間は顔じゃない
心が綺麗なのが一番なんだ
とは言ってもやはり容姿の部分って気になると思います
年頃になるとコンプレックスにもなりかねないし....
そして受け口の恐いところは
顎が出てくることだけじゃないんです
上顎と下顎の嚙み合わせが悪くなることで、確実に歯の劣化が早まるんだそう
専門医の先生曰く
50~60歳くらいまでに歯が摩耗して無くなる可能性がかなり高くなるらしい...
歯は大事と言われる所以が良くわかりました
他の病院ではまた違う診断結果が出るかもしれないという淡い期待を胸に別の病院を受診しましたが、診断結果は全く同じ....
落ち着いてから夫婦で話し合いましたが、出てくるのは後悔の言葉ばかりでした
なんでもっと早くから真剣に考えなかったのか....
ただ今からでも矯正治療をすれば改善の余地はいくらでもあります。
それを躊躇させているのが
そう
治療費なのです
受診した病院の矯正治療は
一期治療(6歳~11歳):35万円
二期治療(12歳~18歳):70万円
定期健診:3500円/月×156回=約55万円
総額160万円ほどです
相場としてだいたいこれくらいかかるようです
結構な額です
ギリギリの家計にはかなり辛い....
しかし、この矯正治療をしたからと言って100%矯正できる保証がないのが辛いところ。
いくら治療をしてもそれ以上に下顎が成長したらやはり顎は出てくると言われました
治療は絶対させてあげたい
それは夫婦の確固たる想いです
でもお金はどうするのか?
ローンが払えない、食費が賄えないなんてことにはなりゃぁしないか?
いろんなことを考えないといけなかったので、なかなか決断できませんでした。
そうこうしているうちに
妻が手術することになって....
この頃は私もかなり精神的に参りました
とはいえ
このまま放っておくことはできん
と思いついに決断
3週間ほど前に正式に矯正治療を契約しました
お金は何とかなるだろうと...(笑)
こんな感じで予期せぬ事態に見舞われた我が家
入居以来バタバタの家計が少し落ち着いてきたタイミングでの今回の出費。かなり大打撃です
まぁ子どものためと思えば
致し方ないのですがね
ただ不幸中の幸いだったのが
入居すぐでなかったこと
入居直後にこの出費が発生していたら恐らく家計は破産していたことでしょう(笑)
これから家を建てられる方々
入居後にはいろんな予期せぬ出費に見舞われることがあるので、しっかりとした資金計画を実施ください
ちなみに矯正治療を開始したまめ子
毎晩寝る前、
健気にムーシールドを嵌めております
なんでこれをしなくちゃいけないのか?
今はまだ全てを理解できる年齢ではありませんが、まめ子がもっと大きくなったらきちんと話そうと思います。
以上が思わぬ出費が発生したよぉ~という話でした
お読み頂きありがとうございます
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